![]() 御身onmi |
最後(10曲目)の「よみ人知らずの歌」は、
「第七官界彷徨」の尾崎翠(1896-1971)の詩に曲をつけたものです。 |
![]() 第七女子会彷徨 1 (リュウコミックス) |
エキセントリックな高木と常識人の金やんの、女子高生二人組が
ドラえもん的不思議道具を使ってドタバタ劇を展開する一話完結式の SFギャグコミックです。 噛むだけで食べたような気分になる「食べたつもりガム」 顔を隠して個人情報を守るという「顔隠し君」 強制的に友達を作らせる「友達選定」 など、出てくるアイテムがちゃんと物語を進める有効な小道具になっており、上手いです。 さらりと現代を風刺・批評しているようなところも感心しました。 基本的に主人公二人だけで話がすすむのもわかりやすくていい感じ。 しかしそこはギャグ漫画。小難しいことを考えなくても充分に笑えます。 特に高木の常にナナメ上を行くような言動がとても面白く、すごいと感心してしまうほど。 金やんのツッコミも鋭く、二人の会話を読んでいるだけでも楽しめるんじゃないでしょうか。 ありえない道具、摩訶不思議な展開が次々と出てくるのに、 どこか日常という地に足をついている二人の描写が呑気で良いです。 シュールな笑いが好きな人はぜひどうぞ。 |
![]() 第七官界彷徨 (河出文庫) |
都会の一軒屋を借りて、2人の兄と従兄弟の兄たちと同居する女の子の物語。
風変わりの兄たちと繰り広げられる同居生活と会話のやりとりが奇妙でありながらも生活感があって飽きさせない。 夢ともうつつともつかない眠幻覚のような不思議な感覚に魅了される。 |
![]() 尾崎翠 (ちくま日本文学 4) |
文章が素直でぐいぐいひきこまれます。
とびぬけてエキセントリックでも個性的でもないのに、一度読み始めたら先が気になって途中でやめることができません。 まるでひとりひとりに話しかけているかのような語り口や、ものを見る目の鋭く、それでいて優しい、文章の背後にはっきりと見える透明な意識がとんでもなく魅力的です。 これだけの作品を書く人が、晩年は不幸だっというのが本当に切ないし、どんなにか辛かっただろうともう間に合わない今でも残念でなりません。 似たような感性で、同じような文章を書いたとしても、決して置き換えのできない尾崎ワールド。 「ブンガク」の力をひしひしと感じさせられます。 |
映画「第七官界彷徨―尾崎翠を探して」予告編
人気動画
|
Loading...
|



