アロハシャツ、チノパン&ビルケンのサンダル・・・ 判事らしからぬ、ホイットのいつもの服装は残念ながら今回はほとんど見られません。 なぜなら、今回の舞台はポートレオではなくデトロイトで、ホイットは判事の 身分を隠してヤバイ行動しまくりです。 ガンで余命いくばくもない父:ベイブのため、ずっと昔に家出したお母さんを 探し始めますが、さすがホイットの母というか、なんと彼女はマフィアファミリーの一員。 で、優しいホイットはベイブに会わせるため、母を捜してポートレオまで連れて 来ようとするんですが・・・。 今回は、派手なカーアクションあり、マフィア抗争で殴る蹴るヤク漬けする、 発砲する・・・などなんでもありで、今までとちょっっと路線が違う感じ。 ヤバイことするだけして、最後はバタバタ片付いてしまうところもどうなんでしょう・・・。 お気楽判事のホイットが見たい、コージーミステリ好きの私としては、ちょっ と辛口の点数をつけてしまいました。
全巻そろっていて、きれいでした。本屋にもなかったので助かった。
ある者からは土地や屋敷を巻き上げ、ある者には偽の宝石を高く売りつける。 同時期に複数の男を手玉にとって誰にも自分だけだと思わせている。 貧しい生まれの女主人公が空気を吸って吐くようにつく嘘は、 他人だけでなく自分をも真実から欺く。 純粋無垢で何物にも汚されない虚言癖の女。 嘘と女の武器で、じょじょに成り上がっていき、 その頂点で謎の死を遂げるさまを、 多くの語り部によって順番に紡がせる物語。 語り部はいずれも彼女を崇拝していたり、迷惑に思っていたり、 未練たっぷりであったり、憎んでいたり、愛していたりと様々だが 殆どの人物が彼女の醜聞に対して「そんな筈がない」「あの人はそんな 人じゃない」と口を揃える。心底たちの悪いあっぱれな「悪女」なのだ。 そして、本人も語り部も語ってはいないのに、誰にも心を許していない孤独感が伝わってくる。 物を買ってもらう策略だの男を両天秤にかけるだの程度の「小悪魔」は 大勢いると思うが彼女のスケールはわけがちがう。女どころか男でも 絶対敵に回したくない悪女。こんな主人公をうんだ作者の力量にも脱帽する。一気に読破!
当時流行りのOLドラマですが、石田ひかり演じるマリリンがとにかく前向きで元気がでます。 当時まだ新人女優の石田ひかりを主演にしたにも関わらす視聴率良かったのも納得の内容。 DVD化して欲しい人結構いると思うんだけどな〜。 自分はビデオ録画したのを毎年1度は見返してますが…
「OL」ブーム、バブル期のお話です。
まだまだパソコンなんて珍しくて、社会人=パソコンができる なんて遠い時代だった頃。
誰もが夢見る「出世」に向かって、
深見さんならでわの、めげず真っ直ぐ、元気に戦っていく主人公が活き活きしています。
社会にでてみる前に、一度一気に読んでみたらいかがでしょうか?
勉強になります。
|