放送時は単なるエロに走り過ぎと思ったけど、見直すと「
うる星やつら」の焼き直しと考えると見れる範囲。
ただし6,150円で買えなかった奴は負け組w 買って知ったけど2クール米尼79.99弗の中では良案件。ごちそう様でした。
3冊目で終わりと聞いたときに思ったが、予想どおり、序章の後に終章がくるような、話が展開したあたりで一気に収束するという形式になった。ネタがよいだけに、もっと読みたかったというのが本音だ。作者のボンデージ趣味が入り、若干白っぽいコマも散見するが、全般に絵は非常に気が入っており、作者の作画力を披露する印象のよい作品となった。独立して立派な1枚の絵になるひとコマがけっこうある。
どうして戦争はなくならない、どうして神は人を救わないという重いテーマを扱っており、全体のストーリー建ては悪くない。私は2巻目でミカエルに啖呵を切ったマリアにとても感激したのだ。ただ、説得力のある内容、面白さ、感動を盛り込むにはさらにページを費やして描きこむことが必要だったと思う。駆け足ながら、この終わりには大きな不満はないが、本当に、もっともっと読みたかった。☆は4つ、でも、この作者にはすごく期待している。2015年、楽しみにしています。
それにしても、ヤハウエとはっきり言い切ったのは、凄いなぁ。これも、ちょっと感激した。