![]() The Gospellers |
「Betcha by Golly,wow」では黒沢さんのボーカルパフォーマンスが堪能できます。 |
![]() ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD] |
感動ものだと聞いて覚悟して見ましたが、実際今見終わって、正直…あまり泣けませんでした。泣けなかった、でも心に響かなかった訳ではない、といった感じ。 身障者と大学生の恋、それだけと言ってしまえばそれだけだし、でも本当にそれだけなのか?とも思ってしまう、不思議な気分です。 ジョゼの足が不自由と言うだけ、それ以外は特になんて事のない普通の恋愛を描いたこの映画から、一体何を感じとればいいのか、わたしには分かりませんでした。 感傷に浸りたくはなるけど、本当にそれでいいのか?と思う自分もいます。もう一度そういうつもりで見れば、物語の世界に酔えると思う。だけど本当にそれでいいのかな、と迷ってしまう。 他の方も書いている通り「ひるんだのか?」「僕が、逃げた」等すごくどきっとする台詞や場面もありました。 だけどこの作品を作った監督さんが、見た人をどんな気持ちへ導きたかったのか、そこがいまいちよく分かりません。どこにピントを合わせればいいのかが分からないのです。身障者の恋という要素でしょうか。だけどそれにしては結ばれるまでがあまりにも軽すぎた気がします。恒夫のやさしさという狡さに共感させたかったのでしょうか。だけどそんなものはどんな恋にも付き物だと思うし、相手が足の不自由なジョゼである必要性はない気がする。 一体どういうスタンスで見ればいいのか。そこを疑問に思っている時点で、わたしにこの映画は合わなかったのかもしれないですね。 雰囲気とか音楽は個人的に好きでした。が、物語としては嫌いだと言うのも、好きだと言うのも何か違うなぁといった感じ。 |
![]() ジョゼと虎と魚たち 特別版 (初回限定生産2枚組) [DVD] |
映画を見て、泣いたのは初めてかも知れません。
最初はレンタルで見たのですが、もう一度見たくなってDVDを購入しました。 わざわざ買っても、一度見てそのままのDVDも多いのですが、見るたびにすこしづつ印象が変わって、何度も見てしまいます。 自分の恋愛を振り返っているかのように「あのとき、彼女はそう言っていたんだ・・・」と、気づいたりします。 それは、もうどうしようもない自分の思い出と重なって、すごく切ない気持ちになったり、逆にふっ切れた感じで気が楽になったりします。 特典ディスクに「救い」があるので、切ないままではつらい人はコチラを購入すると良いと思います。 |
![]() ジョゼと虎と魚たち [DVD] |
映画を撮るのが、すごーく好きな人たちが
とったような作品。 ちょっと美大生の映画同好会が撮ったようなノリも感じた。 ジョゼの個性が際立っている。 なんだかいろーんなことを考えさせる。 とても切なくなる。 一言で言い尽くせない。 人間の悲しさのような〜。 でも・・・ それを受け入れて、 そしてまた、何かができるのも 人間かもしれない。 なんい・・・ 笑 とにかく いろいろ考える映画なのでした。 |
![]() 孤独な夜のココア (新潮文庫) |
昭和53年に最初に発行された本で、当時のOLを中心とした女性たちの恋が描かれています。
男女雇用機会均等法の成立前、女性が(男性も?)今よりももっと早く結婚し、家庭が重視されていた時代。 私は当時まだ子どもでしたが、大人の女の人たちはこんな恋をしていたのだなと、改めて知りました。 携帯電話もメールも無かった時代ですが、男と女の関係は、今とほとんど変わりないように思います。 この本に出てくる女性たちは、精神的に自立していて、恋のほろ苦さをきちんと受け止めています。 読んでいて時々、お母さんの昔の恋の打ち明け話を聞かされているような気もしましたが、 案外、今の自分のことも重なることも多くて、素敵な本だと思います。 |
![]() 田辺聖子の小倉百人一首 (角川文庫) |
田辺聖子は「感傷旅行」以来気になっていた作家だったが、この本を読んでから益々このおばはん(失礼!)が好きになった。
和歌が好きになった。読んでいるあいだは田辺聖子の案内で王朝の雅の世界にタイムスリップした・・。そしてその世界が典雅だけでなく 闘争、涙、恨みや哀しさも含んでいることも知った。この一冊(百首)の中にこんなに広い世界がくり広げられているんだ、と。 女学生の頃の田辺聖子が時々顔を出すのも楽しい。若いとき百人一首を丸暗記させられるのもわるくないなあ。 いや丸暗記させるべきではないかなあ?子供はいやがるかもしれないけれど・・。 自分がその経験ないだけに今思えば「ながらえばまたこのごろや〜」と言えないのがさみしかったり・・。 |
![]() ジョゼと虎と魚たち (角川文庫) |
腕でそっと抱きしめて、いつまでも温めていたいような、とても愛しい作品たち。
映画がきっかけで目を通した小説ではあるけれど、それまで田辺聖子さんの作品を知らなかった自分に、後悔している。 田辺さんの描く女は、うつくしい。強くて、弱くて、かわいくて、いじらして、したたかで、カオス。 女なら、一度はうなづいてしまうような、密やかに共有される、恋の失敗や小さな焦り。それをこんなにも自然に、すてきに、描いている人がいるなんて。その筆致に心奪われてしまった。これからしばらく、田辺さんの作品にはまる自分が目に浮かぶ。 |
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