こちらも前作『救助隊』の本の作りを引き継いだガイド本。
エンディング前・後のシナリオ攻略を始め、「どうぐ」「わざ」の解説、ポケモンのデータなどを掲載。この本一冊で十分事足りますが、前作の本同様、エンディング前に入るダンジョンについては『公式ガイドブック』と比べるとあっさりした記述になっています。
今回も開発
スタッフさんのインタビューがあるのも嬉しいところです。(まだエンディングを見ていないと微妙にネタバレ要素あり。)
前作の本には無かった『友情の冒険記』と題した読み物風の文章がいくつかあり、ストーリーを振り返ったりするのには良いのですが、「ストーリーの内容を追って書かれた物」なので、ネタバレがあります。まだあまりゲームを進めていない、ストーリーを楽しみたい方はご注意下さい。
また『ポケモン診断のひみつ』と題した、自分のなりたいポケモンを目指すための質問回答方法(あまりこだわるとゲームの楽しさが薄れてしまう恐れもあります…)や、「ポケモンの足形一覧」などの情報もあり、前作よりも本を使う機会が増えたような感じがします。
たくさんの情報が掲載されているので、ネタバレ要素が色々な部分に散らばっています。どんなに気をつけていても見てしまう可能性があるので、ネタバレが嫌いな方は、最低でも一度エンディングを迎えた上で、この本を開いた方が良いかと思います。
こちらのシリーズ本と他社出版の「シナリオ攻略もポケモンデータも1冊にまとまった本」を比べると、コスト面では何倍も高くなってしまうのですが、デザインや情報量などはこちらの方が好みなので購入しました。
他社の本も含めて、どの本も辞書並(物によってはそれ以上)に分厚いので、お子さんが家の外で使うような場合(=持ち運びが必要な場合)は不便かもしれません。好みと使用状況も考えた上で、本を選ぶことをオススメします。
文句なしの人気を誇るポケダンシリーズ。
前作はかなり良い作品で、あれから約2年、かなり進化しましたね。
ストーリーはかなりの傑作で、長さやダンジョンの数は前作の2倍以上はあると思われます。
全ポケモンに顔のグラフィックが出るようになり、敵を倒したときに宝箱が手に入ることもあったりして探索がより楽しくなりました。
ですが、かなり困った欠点がありました・・・。
「みとおしメガネ」や「しばりだま」、「つうかスカーフ」など、前作で特に役立ったアイテムのほとんどが「時」限定になってしまっています。
一方こちらのバージョン限定アイテムは、はっきりいって使いにくいものばかりです。
技マシンも、直線上や周囲に攻撃できる便利なもののほとんどが「時」限定です。
しまいには、時限定ポケモン「ミツハニー」の特性がかしこさアップにかなり役立つという始末・・・
こちらの「闇」バージョンは「時」に比べてかなりきついと思われます。
あまりに格差が大きかったので、私は「時」バージョンも買ってしまいました;
前作の難易度ではもの足りないという上級者にはオススメですが、
どちらを買おうか迷っている方、前作のアイテムに慣れている方は十分ご注意ください。
ちなみに「グミ」に関しても、時と闇でそれぞれ手に入りにくいグミがあります。
こちらの闇の探検隊では、赤、黄色、黒、紺色、透明、灰色、紫、桃色グミが手に入りやすいですが、
青、銀、白、空色、橙、茶色、緑、若草グミはやや入手しにくいようです。
最初に水や草ポケモンを主人公・パートナーにしようとしている方はご注意を。
いろいろと言ってしまいましたが、「時」と「闇」両方合わせてゲーム自体は「
ポケットモンスター」に匹敵する面白さです。
難易度はやや高めですが、じっくりとプレイするのが好きな方には特にオススメします!
〜文章大幅修正致しました〜
まさかのガイド本4冊目。大まかな内容は下記の5つです。
・隠されたダンジョン完全攻略
・お役立ちデータファイル追補版
・仲間ポケモンセリフ集
・ポケダン『探検隊』イラスト
ギャラリー・仲間にしたポケモンチェックリスト(ポケモン全種類のシール付き)
「隠されたダンジョン」とは、居場所が不明とされていた7種のポケモンが出現するダンジョンと、『ポケモン☆サンデー』内で放送されたアニメの舞台となったダンジョンについて。(いずれも特別な依頼としてパスワードで出現。出版日と情報解禁日の関係で、おそらく他社の本には載っていませんが、この8つのパスワードについては『ポケモンだいすきクラブ』で公開されているものとまったく同じです。)
「お役立ちデータファイル追補版」は、上記の7種のポケモンに関するデータ(「名鑑」と同等の内容)と、そのダンジョンで出現するどうぐの逆引きリスト、などなどです。
この本唯一の情報である、特別なパスワード(上記の8つ+珍しいどうぐがもらえるもの)やセリフ集があるのは良いのですが、その他のものについてはページ数を増やすためにあるような感じがします。
イラストは、まとまった形で大きめのサイズで掲載されている点では良いのですが、ほとんどが同社の他の本で既出のもの。また、個人的にはチェックリストやシールは不要なので、その分、もう少し値段を安くして欲しかったです。
すでに同社の本を3冊購入している身としては、他の本と比べてしまうと、正直「割高な本」という印象ですが、他社のガイド本を購入された方は☆+1として、データが欲しい方は購入しても良いかと思います。