1stアルバム「Devotion(CD+DVD)」では恋人や家族に対する愛情（哀情）をしっとりと表現した歌が多かったですが、今作ではどちらかと言えば明るめの曲調が多いです。
希望や未来などをを連想させる歌詞が多かったですね。
良く響く声を活かした、上手く長所を活かしている曲調がとても印象的でした。
構成は前作と同じくCDで6曲+DVDでPV＆メイキングです。
PVの出来が良いので、携帯で先行配信を購入した方でも、ファンならば購入して損は無いと思います。
6曲と数は少なめですが、その分良い曲が揃っているのではないでしょうか。

3rdや今後のアーティストとしての静さんの展開が非常に楽しみです。

「いい漫画を読んだ!」 と言う満足感で一杯です。
久しぶりに涙が流れる程感動した漫画。
帯絵のインパクトのある福助人形に目がとまり、購入するかどうか少し迷ったのですが、買って大正解でした。
優しく純粋な福助。
彼に救われた千晶。
福助は見返りなど求めず、人間の為に福を授ける力を使い、ただただ人の喜ぶ顔を嬉しそうに眺めて笑う。
金の為に何十年来の親友である節さんを裏切った小玉さんも、自分の思い通りにならない事に滞り汚い手を使う信也も、とても「人間」らしい。
欲望の前では人間は無力だ。
そんな中、福助の笑顔に救われる。
優しさとは本来は裏表なんて無く、ただ相手を思いやるもの。
相手が辛い思いを、苦しい思いをしない様に、思わず行動を起こして身を尽くしてしまう事。
いつの間にか忘れてしまっていたそんな気持ちを思い出させてくれます。
金の為に福助の情報を売った小玉さん。
そんな彼女が信也の母が千晶に向けた心無い言葉に怒り、お茶をぶっかけたのも一見矛盾している様に見えるが、感情なんて思い通りに行かない物だと言う事が非常に上手く表されている。
根っからの悪人になれない人も、「悪い事」をしてしまう。
誰よりも優しく、寂しい福助。
彼のくるくる変わる表情に愛しさを覚える。
幸福とは何か考えさせられます。
読後はきっと少し人に優しくなれるはず。
年月が流れ、歳を取った千晶に孫がふわりとマフラーをかけるコマから、千晶の「私の人生は幸せだった」と言う言葉が強く伝わってくる。
大好きな作品がまた一つ増え、素晴らしい作家さんをまた一人知る事が出来ました。

とてもよかった。とてもよかった。とてもよかった。とてもよかった。

個人的にオススメ出来る内容になっていると思います まず第一にPC版ADの方で、酷評を受けていた貴明の性格が大部分手直しされています、これだけでもプレイしてみる価値はあると思いますよ? 次に他の方のレビューにもありましたがキャラが良く動きます、白バム辺りからの技術の積み重ねだとは思いますが最初見た時にはかなり新鮮で感動物でした 特に 委員長が…委員長が動く!!これだけで星五つの価値はあるかと… 長々と書きましたが、既にプレイ済みの方も最初からプレイしていだきたい作品ですね、キャラが動くだけで、ここまで新鮮に感じるとは思いませんでした

伊藤静さんの初のフルアルバムと云う事になっていますが、
これまでのシングルやミニアルバムからの再収録曲が大半を占めているので、
どちらかと云うとベストアルバムのような印象です。

ですので、これまでの静さんのCDをお持ちの方にとっては、
数曲の新曲と新アレンジ曲と、特典DVDに値段分の価値を見出せるかが評価の分かれ目でしょう。
対して、これまで静さんのCDを持っていなかった方には、とても良いアルバムだと云えます。
多くのキャラソンの時とは違った、すっぴんの静さんの魅力を堪能できます。

個人的にはこのアルバム、カーステレオで流して、
のんびりとしたドライブを楽しむのに良いかなって感じています。

特典DVDは、やはり高画質のBlu-rayで欲しいところです。
相変わらず和気藹々とした、PV＆ジャケット写真撮影のメイキングが楽しいです。
だけど静さん、バックとか、お馬さんにまたがったりとか、そんな大胆な……!?

あと、笑わせて貰ったのは、DVDの最後の最後に入るテロップ。
「ご期待に応えられず申し訳ございません」って、
やっぱり『Present』の時も『君のいる場所』の時も、確信犯の編集だったのですね。