スミオおじぃの大根役者シーン西村寿行

黄金の犬

特にジャズやフュージョンは好んで聴いてはいませんでしたが観た映画から音楽がかっこいいという理由で買いました。結果はもうかっこよすぎて悲壮感ありまくり。これでもかという位聴きまくりました。もともとマカロニホラー映画のサントラなどを手掛けるイタリアプログレバンドのゴブリンもかなり好きなのですんなりと馴染めました。

出演者も健さん筆頭に重厚な役者揃いだし、原作もおもしろいのに、映画として大事な、特撮（自衛隊機とのスクランブルやセスナ着水など）や特にひどいのは音楽（逃避行の時に決まって流される、ハワイアン風のBGM)にもっとこだわって欲しかったです。そうすれば、もっともっと名作の誉れ高い作品になったでしょうに・・・

何度も言って申し訳ないが、音楽はその場面だけ見るとまるで、旅番組の様でがっくりです。その部分がおもしろくて、逆に何度も見てますけど、正直。

往きてまた還らず（上・下合冊版）

西村寿行先生の作品で一番気に入ってます。もう3回は読み直しています。
本もずっと手放さず置いていたら日に焼けてきているので
Kindle版上下を購入しました。私の永久保存版の一つです。

７０年代後半から８０年代前半の渡瀬氏の大活躍はすごいものがありました。この映画はかっこいい渡瀬氏が見られるのでお気にいりです。

死神（ザ・デス） (光文社文庫)

西村寿行作品によくあるパターンのストーリー展開。身内を殺害され親族が復讐に走る物語である。
もっとも、息子が撲殺され、妻が性交奴隷にされ旦那が復讐するパターンと思っていたが、何と妻も色々な策を使って復讐する。また、復讐している最中に旦那や妻が相手に捕まり殺されかけるなど、本書を読み始めたら一時も止めることの出来ない面白さがある。
また、復讐する際、男性の性器を切ってしまうなど内容はかなりエグイ。ハラハラ・ドキドキしながら一気に読めた。