ダイアンリーブスファンの中でもフュージョン系、AOR系が好きなかたには最適です。 その分JAZZファンのかたには「ちょっと」と思われるかもしれませんが、そこを間違えて買わなければ JAZZファンにもおすすめです。 前年12月に急逝したダイアンリーブスのおじさんにあたるジョージデュークがプロデュース、キーボード担当で もしかしたら最後のレコーディングになるかもしれません。
ちょうど今日彼女のライブに行ってきました。 そこで聞いた彼女の声にかなりとまどいました。 僕の知っているダイアン・リーブスの声ではない・・・。低音と高音は同じだけれども、真ん中の音の声が違う・・・。 しかし、声が違っても彼女は彼女。パワフルで素晴らしいライブでした。
ライブ終了後は、彼女の調子が悪かったのかな〜と思いましたが、家に帰ってこのアルバムを聞いて納得。 純粋に年を取ったんだ、と。 ライナーノーツによれば前作からもう5年。 そら声も変わりますわな。
正直に言います。前作までの滑らかでスイートなダイアン・リーブスはここにはいません。 その点では「衰え」です。 かなり枯れてます。けれど個人的にはこれもいいな、と。 もともと非常にテクニックのあるシンガーだし、力があるから、声が変わってもそれはそれで新しい面が見れる。
楽曲面では結構民族調に傾いた印象は受けます。 あと、個人的にはWaiting in Vainが入っているのが超嬉しい。
ダイアンの「今」を味わってみてはいかがですか??
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