’77年の悲劇の飛行機事故の2年前のUKでの公演を収録しており
3rdアルバムまでの曲をプレイしている。

自分は2009年に発表されたオフィシャルブートは未聴なので本作
との比較できませんが、本作の音質はスタジオライブかと思わせる
ほど非常にクリア。

難を言えば１曲毎にブツ切りされており余韻に浸ることができない。
また、収録曲が少なくFree Birdが入ってないのも残念。

ちなみに、両セットリストの比較は以下の通り。
両者に収録
Double Trouble
Three Steps
Saturday Night Special
Call Me the Breeze
Sweet Home Alabama

2009年にのみ収録
I Ain't the One
The Needle And the Spoon
Whiskey Rock-A-Roller
Free Bird

本作にのみ収録
Got the Same Old Blues
Simple Man
T For Texas

演奏はタイトでキレがあり、オールマンにもひけをとらない
ライブパフォーマンスが堪能できる。

サザン・ロックのもう１つの雄の輝かしい軌跡。

昔のライヴ映像と、現在のライヴ映像の二本立て。
個人的には昔の映像が好きだが、現在のレイナードも実力者揃いの良いラインナップだ。
昔の映像はインタビューも含まれていて、ライヴを純粋に観たい人には邪魔になるかも。しかしライヴ映像自体は昔のレイナードが感じられ良いライヴです。

今回のDVDには特典映像で初期のｵﾘｼﾞﾅﾙメンバーのときのお宝映像が入ってる。
今は無き初期メンバーのまだ、スイートホームアラバマが新曲として紹介されてるので随分と昔の映像を実感できる。
初期の頃の映像から、現在のレーナード見比べたり・・・・
このDVDはファンには必見です。

サザン・ロックに一時期はまっておりまして、このレーナーズもそのひとつでした。このアルバムには他のサザン・ロッカーたちとは違い躍動感や疾走感がありました。まあ有名なあの楽曲が入っているせいか（アナログでいうと、Ａ面の一曲目）、よく聴いたアルバムでもありました。その後、一寸お金持ちになった彼らは、このアルバム以降、私にとって聞かなくなってしまったグループでした。
ほんとうは、このタイトルどおり次のアルバムも‘おかわり’したかったのですが。でもこれは名作です。

同時にGuitar Method Van Hallenを購入しましたが、それに比べるとTABも有り、分かり易いのですが、完コピ度は高くありません。サザンロックつまみ食い、耳コピ補助にいかがかな？と思います。