行政書士試験勉強のうち
判例に特化した書籍です。
大見出しで、憲法、民法、行政法などの区分けの後
判例の適用項目ごとにまとめて書かれてあり、
事件名、事件の内容、事件の簡単な関係図があり
判例の重要な部分はQ&Aとなっており、特に重要な部分は
強調表示されているので、理解しやすい。
判例の学習には、テキストと併せて読むとかなり
理解が深まる良書です。
テキストや問題集に出てきた
判例のチェック、確認に使っていますが、索引が検索しやすいのと解説が分りやすく整理してあるのでたいへん重宝しています。
判例はこれ一冊で十分だと思います。
運命と愛と憎しみの渦に翻弄される姉妹、ばたんと香世の物語もいよいよクライマックスです。
第2部ではその強烈なキャラクターで物語を引っ張ってきた香世(
小沢真珠さん)ですが、第3部始めでは少しおとなしくなります。かわりに個性を思う存分発揮するのがぼたん(大河内奈々子さん)です。由岐雄(西村和彦さん)や象造(峰岸徹さん)を巻き込みながら。
そして、後半、ぼたんの裏切りに気付いた香世が大爆発!
真珠婦人のたわし
コロッケを思い出させる財布ステーキ!金属バットで大暴れ!そして物語は誰もが予想できない意外な展開を見せます。
個人的にはスペシャルディスクに収録された、予告編集が秀逸です。
59話分の予告編を一気に30分あまりで見ると、ぼたんと香世をめぐる人々の愛憎の流れが良く分かり感動ものです!
よくもまあ、ここまで芸達者な芸人をフルキャストで・・・まあ・・・という素晴らしさ。加東が面接のときに伴淳の演技を見る目は、まさに至極のものに出会ったときの監督の目だ。その監督兼主演の加東も自作自演というだけにいつにも増して熱が入っている。
志村喬&三橋達也のビジュアルからしてハマリ役の上官、伴淳三郎&桂小金治&三木のり平の芸達者ぶりに舌鼓を打つまもなく渥美清まで加わる。これだけのキャストが集って、戦地における慰安劇団を作るんだから面白くないわけがない。
フランキー堺やら森繁久弥が加わってきてもう気分は、まるで「駅前シリーズ」か小林桂樹で「社長シリーズ」(しかも特別出演でチョイ役でしか出てくれない)だが、実にいい泣かせどころも用意されている。しかもそれがごく自然なエピソードとして盛り込まれているため、反戦メッセージも決して偏ったものではなくて、純粋に自然と戦争への嫌悪感がわいてくる。
「せっかく劇団を作るんだから一応ちゃんとしたものを作ろうと思ってるんだ」という加東大介のせりふは、そのまま本作への思いを述べたものではないかという気がするのは気のせいだろうか。それほどこの作品は出来がいい。昨今の意味不明な泣かせ劇で反戦を訴える駄作より数倍説得力があり、見ごたえもあった。