前半は何だかミステリー風で、腹に一物有りそうな元教授（森雅之）と疑り深いがしっかり者の妻（新珠三千代）が何かと
言うと愛してる、愛してないでぶつかる。一言言えば済むものを言わずに引っ張りまくるものだからイライラする。

がしかし後半になって教授の悩みの種であった過去の出来事が明らかになるにつれ、急に格調高くなって来る。森と三橋達也
（梶役）の演技の賜物であろう。何つう事ない三角関係をここまで文学的に高めた原作も偉いがそれを彷彿とさせる映画も
偉い。市川監督の珍しき秀作である。

何十年もわたって苦しんだ首筋のこりや肩こりと頭痛が、この竹枕のおかげでなんと一晩できれいに消えてしまい、現在に至ります。たまたま偶然、インターネット上で見つけた商品でした。結果は、楽しい余生を約束してくれた商品でした。本製品の製作者の方に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

前作までと比べるとシャーマンぽさは少し薄れてて、ちょっと地上に降りてきた感じ。
それがつまらないという人もいるかも知れないけれど、聞きやすくなったともいえる。
すこし商業的な面を意識している気はするけれど、そこは天才。
どの曲も個性的で、粘っこくて、耳にまとわりついて離れない。
アルバムも長さが絶妙だし、このアルバムを手にしてから、もう何度も何度もリピートして聞いている。