NHKの番組で著者を知りました。非常に表情豊かで、深い内容なのにそれを楽しそうにお話していて好感が持て、こんな人であれば、絶対に著書も面白いはず、と思い購入しました。特に尊氏の複雑な心性に触れている部分は、人間味があり、共感が持てました。
正直、かなりよくできていると思います。
このシリーズがかなりよくできている原因は、
企画と原作と作画が別々の人がやっているせいだと思います。
さて、
足利尊氏をひとり深く掘り下げると、
この鎌倉末期から室町初期の時代がよくわかるようになります。
普通の「マンガ日本の歴史」みたいなものを通読するだけではなくて、
このような、一人の人間にスポットを当て、掘り下げると、
かなり歴史の流れに理解が進むように思いますので、
かなりおすすめです。
ずっと以前に
太平記は見たのですが、最近再びビデオで見て、テーマ音楽と他のサントラが耳について離れず、こちらのCDを購入。今の大河ドラマのサントラとは違い、この頃のものは曲数も少なく、9曲ですが、どれもいいです!非常に美しい音楽で変化もあり、飽きません。買ってから毎日聴いています。ドラマも期待を遥かに上回る面白さでしたが。
太平記を一度見た方はこのCDは絶対オススメです!
南北朝時代が比較的やさしく理解できる、数少ない小説です。なかなか他には類例がなく素晴らしいです。
足利尊氏の描き方も人間臭くて良いですね。今まで南北朝時代の知識が皆無だったのですが、今後の知識欲を刺激してくれるきっかけとなる良書だと思います。