1年生の娘が気に入っていてすみれちゃんシリーズ全部持っています！すみれちゃんの独特なキャラクターで親の私も楽しく読んでいます。娘は二人姉妹の長女なので似たところ感じる事があるのでしょうね。もうじき次回作が発売されるので早速予約しました☆

この映画を指して「時代と踊っているようだ」という人がいますが、それは正解です。
ただし、確固とした意志をもって決然として時代と踊ろうとしている作品だ、ということに観る人は気づかされることでしょう。

緑魔子は、オープニングテーマの頃から単なる不良少女からは図抜けた存在感を発揮しています。
1960年台から1970年代にかけて、こんな容貌の娘はときどきフィルム上で逢うことができました。
たとえば、『哀しみのベラドンナ』に描かれたヒロインに酷似していたことに、私は驚かされたものなのです。

彼女の饒舌な表情は、もちろんうわべだけではありません。
故郷の友人・荒木一郎、芸術家気取りの岡田英次などの男たちの腕に抱かれながら、
そして石橋蓮司らの不良グループに入り込み、ドラッグとモダンジャズに溺れながら、つねに彼女は抵抗を続けます。
それは、保守的で健康な、まるで「ラジオ体操でもやるような」不良たちへ中指を立て続ける戦闘スタイルです。
最後まで彼女はその態勢を変えず、そこにこの時代に乗り遅れた私は「世代の舞踏」を見たものでした。

なお、ヒロインにとって重要な人物になる少年役で、東映に移籍して間もない谷隼人が出演、初々しい存在感を見せますが、
偶然、日活ニューフェイス時代の演技が見られる『抜き射ちの竜　拳銃の歌』を観ていた私は、僅かずつ大人になってゆく彼に
少々顔を綻ばせての鑑賞をしていたのも思い出です。

４０代の男ですが、中、高とｄｐ、ｒｂにはまり実際、文化祭や公民館などで
演奏（ベース、ヴォーカル担当）しました。　音痴で、英語の発音もめちゃくちゃ
で観客からトイレットペーパーをなげられたりしたのを思い出します。
　　まさに、ｄｐのリッチー、ギランは私のガキ時代のヒーローであり　勉強そっち
のけではまっていました。　　最近になり、昔の動画をｙｏｕｔｕｂｅでみたときは
感動して涙がでてしまいました（中、高時代は、動いているリッチーをみる手段が
なかった）。　　　さて、本書の感想だがリッチーにたいする見方は‘ボビー　ロンディネリ‘
と同じです。　ギラン、デビッド、ロニー、ジョン、・・・・　等リッチーがいなかったら
今のような名声を得ていなかったでしょう。　　　反対意見もあると思いますが、今の
リッチーの音楽は理解出来ないし、キャンディスのような五流ミュージシャンにてなずけられて
いるのが納得できない　。　　　　　 キャンディスよ！リッチーをこれ以上おとしめるのは
止めて欲しい。　　RockｎRoll　Is　　Dead！！