モッズ・リバイバルやら、ネオGSやら、そんなレッテルとお題目を総て忘れさせる、エロティックな歌詞と荒々しくも美しいホーンアレンジによる
タイトル曲の狂おしさは何者にも代え難い。
ザ・ヘアの活動を通して常に自らの美意識の殉教者めいた印象すら与える、あいさとう氏のキャリアの最高傑作であろう。
宇野亜喜良の素晴らしいアートワークに力負けしていない事が全てを物語る。
1982年11月、私は下北沢に新しくできた本多劇場にいました。第7病棟の緑魔子、清水紘治、そしてまだ無名に近かった柄本明というキャスティング。機関車の汽笛で始まる舞台。ブラームスの弦楽6重奏曲の調べ。舞台が終わった後、体が震えるのを止めることができませんでした。もう一度観たい。そう思い続けて30年。当時の感動を味わうことができました。こんな舞台を観れることは、もうないのではないか。この作品を観ずして、演劇を語ることなかれ。まさに伝説の作品です。
沢たまき、初のアルバムCD。
それだけでも奇跡的だが 2枚組 \3,000!
しかもDISC-2は伝説のドラマ 『プレイガール』 出演者のレア音源を多数収録。
40曲中32曲が初CD化。(VAP発売のサントラを曲間に挿入しているため)
VICTORの誇るDIGTAL-K2と 日本屈指のエンジニア 川崎 洋による音が素晴らしい。
既発の音源も丁寧なマスタリング技術により音の聴こえ方が違う。
詳細な曲解説・ドラマ解説と当時の
ジャケット写真を満載した豪華ブックレットも要チェック。
なお、プロデューサーは 現・女優&プレイガール・オフィス代表取締役の桑原幸子。
勿論彼女の曲も収録されている。