![]() 水ビジネスの現状と展望 水メジャーの戦略・日本としての課題 |
エネルギーや交通と共に、水ビジネスも政府の新成長戦略に書き込まれ、水事業の一翼を担う者としては、いよいよ水も表に出てきたなと考えているところ、本分野でのプロが書き下ろした本書が出版されたことを知り、即購入。
一読しただけで、本書は、今までにはない視点で書き下ろされていることが解り、水ビジネスに関心を持たれている方は、必読書になると思った。 特に、第1部(第1章〜第7章)で書かれているグローバルな視点での制度や最新の水メジャー問題については、たいへん参考になった。 |
![]() 知られざる水の「超」能力――新しい「科学的」水の飲み方入門 (講談社+α新書) |
中国が日本の二の舞にならないで欲しい。
黄砂と公害は、偏西風に乗って日本を超劇するからだ。 水を大切にしてほしい。 日本の技術供与も必要かもしれない。 |
![]() ミネラルウォーター・ショック---ペットボトルがもたらす水ビジネスの悪夢 |
水資源の争奪や水ビジネスの問題点について書かれた本は、すでに日本語でも幾つか出ているが、この本はミネラル・ウォーターから考察を始め、私たちの消費行動から大企業の戦略、水源の問題までさかのぼり、水道水と比較し、水問題の現場すべてに足を運んで綿密に調査した本である。
例えば、私たちは昔はそう思わなかったのに、今やペットボトルのミネラル・ウォーターのほうがおいしく、おしゃれで、衛生的で、健康的だと思っている。実はそれはマーケティングや広告で浸透してきたもので、一方で多大な努力で下水処理などをして作られる水道水は衛生上ほとんど問題ないのに、何か二級品のような評価をされている。しかし、実はボトルウォーターにも水質や製造方法で問題のあるものはあるし、「健康のため、1日にグラス8杯の水を飲みましょう」というCMにも医学的な根拠はないことを本書は明らかにする。 本書は、このような消費傾向が続けば、水源不足から、よい水源は巨大企業が買い、公営の水道は安い料金で少ない予算のなか、ますます苦しい状況に追い込まれるが、巨大企業が水源地に落としていく金の問題など、ただ企業に取水をやめさせればいいという単純な問題でもないことを教えてくれる。また水そのものの消費だけでなく、ボトルウォーターそのものや食品を作るために消費する膨大な水の量と水源不足、途上国のインフラ不足を指摘し、高い水を有料で消費していることの倫理的問題性を問うている。 最後に処理費用の少なくて済む「再生水」(トイレの水などを処理して再利用する水)などの可能性が示されているが、「ボトルウォーターのほうが安全」にしろ、「エコがおしゃれ」にしろ、情報操作によるイメージ消費そのものを変えないと、水資源の問題の根本的解決は難しいことを痛感させてくれる本である。頭から反メジャーで書いていない分、余計に問題の深刻さが伝わってくる、足下から深奥まで着実な調査報道で書かれた良書である。 |
赤穂藩上水道
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