この度廉価盤が発売されたので、この機会に購入しました。桃鉄シリーズは「
桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻!」以来です。
作品名が「2010」と年号制となりましたが、ゲーム内容については関係がなく、いつもの桃鉄シリーズの楽しみ方は健在。駅や物件も「16」より大幅に増え、何より全国的にマイナーながら、個人的に思い入れのある駅が収録されていたのは嬉しい。より濃密な内容となっています。歴史や特産品、クイズなど、勉強になる情報もちりばめられています。
システム的には、増資が廃止(歴史ヒーローのイベントを除く)となったり、カードの仕様が変わったり、ロボットが無かったり、物件が以前より高騰したりいろいろ変更されています。特に、歴史ヒーローの攻撃が結構激しいので、ローカルルールを決めて遊ばないと、対人(特に家族)同士だと険悪になるかもしれません。逆に対COMでプレイヤー同士結託して友情を深めるのが吉。それでも不測の事態はありますが・・・。
友人が集まった機会や、休日の暇つぶしなどには持って来いの作品。Wi-Fiで遠く離れた友人や親戚と遊べるのも良いですね。この手のボードゲーム系は中古でも値が下がらないので、廉価盤が出たのは大変喜ばしい事。ちょっとした集い向けに一本持っておくのも良いかもしれません。
どうしても、もう一度観たい…。
とにかく、あとにもさきにも、TVドラマで心から感動して涙して、見終わった後に入ったお風呂の中でも泣き続けたのはこれだけ。
レンタル屋にも置いてないし…。
福沢諭吉を美化しすぎてる感もあるけど、ドラマとしては傑作だと思う。
昔通っていた大学で民法の先生が一読を薦めていた。
「そりゃあ
福沢諭吉翁のようなお偉い方の書いたものは学生たるもの読んでおくべきでしょうけれど。」
何となく説教くさく、とっつきにくい本のような気がして、実際に読んだのは働き初めて5年程経ってから。
その読後感・・・
自分の読書人生にとってこの本はなくてはならない一冊となった。
この本は自伝文学の最高傑作ではないか?
「ワシントン自伝」も面白かったが、それにひけを取らぬ面白さ。
今の日本人にとってはこちらの方がより切実で面白い。
また
福沢諭吉という人についても、このような人物を自分の国の先駆者として持てたことの幸福を改めて感じるとともに、父祖の世代に対するに対する感謝の念と自分がその恩義にどれだけ応えられているのかという自責の念を改めて強くした。
と、肩肘はらなくても、気軽に楽しめるストーリーが随所に展開されています。
人それぞれでしょうが、まず一読を薦めます。
『文明論之概略』(岩波文庫)の輪読会をやっていました。仕事がおわったあとに、喫茶店や貸出会議室を借りて集まり、丸山真男氏の『文明論之概略を読む』(岩波新書)を参考に、古典を4人で読んでいくのです。
この映画も参考のために観ました。話の展開は奇をてらわず、作風がまじめであり、柴田氏のひたむきさが前面に出た佳作であったと思います。