小学生の頃から大好きなチエちゃん。
とは言っても、ずっと遠ざかっていました。30代半ばになって
自分のこどもとこれを見ていると、こてこての
大阪弁が
こてこてな愛情表現がすばらしく感じます。
チエちゃんワールドを楽しみたい方には最適♪
「
じゃりン子チエ」で大ヒットを飛ばす前の、70年代の作品がいくつか収録されていますが、
チエちゃんのイメージとは大きく異なるSFロマン風の「伝説」、
静かで内省的な未発表作「翔と影絵」など、
はるき氏の色々な面を見ることができる貴重なアンソロジーだと思います。
「ドンチャンえれじい」という作品では、テツやオバアはんの原型が出てきて面白いです。
何より、巻末の氏による自作解説(どういう状況で描かれたのか、など)がいいですね。
漫画自体は面白いのです、大人が読む絵本(変な意味じゃなく)
個人的な好みとしては絵の
タッチが纏まり過ぎていて初期の頃の小鉄とジュニアの方が好きです
少し厳ついけど何かカワイイ感じが好きでした。
じゃりん子ワールドが堪能できる、BOX第2弾というところです。この巻の見所は、「相撲大会」「ミツルの結婚」「ヒラメの絶唱」「
大阪カブの会」と見所満載です。とくに
大阪カブの会はシリーズ中盤の一大盛り上がり。シリーズ中でも名エピソードのひとつでしょう。
しかし、このDVDBOXシリーズのパッケージデザインは良いですね。原作者はるき悦巳さんの書き下ろしイラストで、味わい深いじゃりん子ワールドを再現しています。
このような名作が廃盤とは悲しいですね。はやくメーカーさんが再販される事を希望します。
古本屋にこれを探して5年間。
復刊を希望して三年間。
ようやく、ここで見つけました!!
↓の方は勘違いなされているようですが、この漫画は小鉄がまだ名無しだった時代の話。
ジュニアもアントニオもチエちゃんもお好み焼き屋のおじちゃんも出てきません。
本編で重要な「月の輪の雷蔵の話」も「ダイナマイトの話」もここで出てきています。
はっきり言って、この本を読まなければ、
じゃりン子チエの小鉄関連の話は、半分ぐらいしか理解できないはずです。
文庫版で復刊された「どらン
猫(こ)小鉄奮闘記」とは全く別のものです。
↓の方が勘違いされている「帰ってきたどらン
猫」とも違うものです。
何度も双葉社に「どらン
猫(こ)小鉄」の復刊を希望しましたが、5年間蹴られ続けています。
ここでしか買う事が出来ないので、はっきり言って買いだと思います。