ファミコン版がでていたとは・・・!!原作はそのまんま、赤川次郎さんの「
幽霊列車」です。まさに赤川ワールドの原点!といった作品で、読んでいくうちにどんどん飲み込まれていきます。
ファミコン版は普通の店ではめったにお目にかかれないですので、意地でもやりたい!って人は買ってもいいのではないでしょうか
未亡人役のMs.ジーン・ティアニーの前半はその行動を捉えている様に感じました。Mr.レックス・ハリソン扮する
幽霊船長と対等に会話するのも、その表われだと思います。子役のMs.ナタリー・ウッドも可愛く撮影も素敵でした。中盤の色男役Mr.ジョージ・サンダースの登場は、そんな行動をとっていると痛い目を見るぞ…の比喩でしょうか!?。そんな事もあってか終盤は家の中だけのカットになって残念です。ラスト、あれ程大事にした家などを背にして行くのはいかがな物かと感じましたが、これこそが現世との自立とは素晴らしいオチです。