ちょっと空いた時間で
プリンセスごっこをしたい時、サッと着られて気分が盛り上がるようです。全身タイプのコスチュームにパニエとしても使えます。洗濯もしてみましたが問題なさそうなので、お値段の割に大活躍。
『卵の章』編につづき『雛の章』編の登場です。
今回は『卵の章』の時よりもインタヴューが多くなっています。
声優さんへのFAXインタビューや対談ではアフレコ時の様子や「チュチュ」への想いなどが載っており、とても楽しめました。
特に興味深かったのは「クリエイター対談」です。対談では最終話のエンディングについても触れられています。最終話では感動しつつもエンディングでは少し寂しさというか物足りなさみたいなものを感じており、「続編やらないのかなぁ~。」とか思っていたのですが、この対談を読んで吹っ切れました。DVD第6巻のCMでの「終幕は序章のはじまり―?」というコピーにも納得!です。
今回の『雛の章』編は、より『童話』を意識しているようなつくりで、なかなか凝った構成と!なっています。表紙はもちろん伊藤郁子さんの書き下ろしで素敵です。ちなみに第14話で登場した
猫先生の崇拝する「ニャジンスキー」のモデルとなった人物についての記述はとても興味深かったです。
「『
プリンセスチュチュ』のこと、もっと知りたい!」と思われる方には必携のガイドブックですよ。
思った以上に本のサイズが小さく、薄かったので第一印象はガーン!という感じでした。
でも、実際に中を見てみると、各話のダイジェスト、声優インタビュー、
バレエの基礎知識、製作
スタッフへのインタビュー、使われた音楽の解説等、
本当に細かいところまで書かれていて、満足できる一冊でした。
特に、バレエの知識がない私でも分かりやすく書かれてあったので、安心して読めました。
「
プリンセスチュチュ」が好きで、もっと作品のことを知りたいと思われる人にはお勧めの一冊です。
「
プリンセスチュチュ1」にはACT.1からACT.5までが収められています。
特に素晴らしいのはACT.4「ジゼル」です。後半のバレエ対決シーンで、バレエ音楽「ジゼル ヒラリオンの登場」がBGMとして流れるのですが、絵との一体感はもうゾクゾクものです。それまでは普通に観ていた「
プリンセスチュチュ」に私がハマッた瞬間でもあります。
この初回限定版DVDには「チュチュ」でBGMとして使われているバレエ音楽収録CDが付いてきます。特に「ジゼル」は「チュチュ」で音楽を担当されている和田薫さん指揮による新録です。一応今のところサントラの発売予定は無いということなので、この機会にぜひ!