決して、高橋氏の文章はうまいとは思いません。

しかしこの小説は、OVA作品で後付け設定されたさまざまな矛盾を、整理整頓しようとした意図がうかがわれます。

また、補助脳を破壊するというキリコの行動に、映像版で表現されなかったキリコのテイタニアへの気持ちが表現されています。イプシロンやフィアナを見送ったキリコだからこそ、テイタニアには、人として、女として、戦わずに生きていってほしいと願ったのだろうと、受け取ることができます。キリコが愛しているのはフィアナであり、短期間の間にテイタニアがそれにとって代わるということは考えにくいので、キリコがテイタニアに対して配慮するとすれば、こういう形が一番自然ではないかと納得できます。

映像版では、死にかけのテイタニアを抱きしめるということだけでキリコの優しさを表現しようとしているのは、無理があると思いました。キリコは、かつてフィアナを追うことよりバイマンを看取ることを優先した男です。普通、目の前に死にかけの人間がいれば、そちらに配慮するのはある意味当然です。それだけでキリコの優しさを表現しようとした映像版より、自分の孤独とテイタニアの孤独を重ね合わせて考えたり、補助脳を破壊するシーンがある小説版の方が、よっぽどテイタニアは報われている感じがします。

あと、小説版では、映像版ではほとんど表現されなかった、キリコのフィアナへの思いがずっしりと伝わります。

映像版を見てがっくりしましたが、小説で少し救われた気分になりました。

このアイテムは、以前発売されたＡＴフライに
新たに発売されたトータスをセットされたものである。
今回は延長アームがついたことで、前回不評だった
ワイヤーの選択が、今回は可能となった。
この辺はグッド。
まだＡＴフライを持っていない人は、これを機に買うことを
お勧めする。

ただ、トータスの吊るし方がいただけない。
トータスの肩装甲を専用のものに換装した上に
肩の丸パーツがフックと一体化したものを、
その特殊な肩装甲に貫通させてセットするものなのだ。

つまり事実上、そのトータスは吊るし専用オブジェとなってしまう。
（肩関節が完全に固定されてしまう。）
可動を楽しむＡＧなので、もっと気軽に連結＆解除を楽しみめた方が
よいのでは？

肩装甲の裏にツメを設けて、肩の上面のボコ部にカチッとロックして
吊るすとか、そういう発想はなかったのだろうか？
ＡＧの重量なら十分固定できると思うのだが。
先発のタートルの時に、その肩パーツになんの仕掛けもなかったので
嫌な予感はしていたのだが、その中でも最悪なパターンが的中してしまった。

そもそも、ＡＧとは可能な限り、取替えのないギミックに
挑戦していたのではなかったのだろうか？
少なくても、今回のトータスの吊るし方は
ＡＧの限界に達した、その結果とは到底思えない。
早急に対策、改良を願う！

BGM集1・2・3に未収録曲と主題歌のカラオケを加えての復刻です。
未収録曲のほうは20年くらい前にはじめてBGM集がCD化された際にキャンペーンでプレゼントされた「日本サンライズ未収録BGM集」に
収録されてた曲ですので、それほど曲数は多くありません。実際の商品は1枚あたり40曲以上収録されていますが旧盤の1トラックを
Mナンバーごとにトラック分けしただけすので曲数が増えたわけではありません。

ガンダムなどの総音楽集は下手に曲順をいじったせいでサントラとしての完成度を下げていましたが、こちらのCDは
未収録曲を挟みながらも基本的に旧盤の収録順を変えずに収録してますので好印象です。

予想通りレッドショルダーマーチは収録されていませんが、現在ではこの曲は「Due Marines e un Generale」という海外映画のサントラに
収録されていることが確認されていますがこのサントラ自体が非常に入手困難です。
ほかにもPS用ゲームソフト「青の騎士ベルゼルガ物語」に収録されていてCDプレイヤーで再生できますので聴きたい方はそちらを探してみてください。

あまり期待していなかったのですが、予想以上に楽しめました。
ATもテレビ版からOVA版まで網羅していますし、ギャラリーも充実しています。
オープニングも炎のさだめをCGで再現したり、製作者のボトムズに対する愛を感じます。
ただ、正直アクションゲームとして見るとミッションは似たようなものばかりですし、マップも単調なものが多いです。
それでもキャラゲとーしては良作だと思います。
ボトムズファンの方なら一度プレイしてみてください。

新規作例は一点のみ。バンダイボトムズシリーズが再販されたので参考資料のみです。何故パチスロ登場機体を作り起こさなかったのだろう。もうすぐパチンコカードリーダー装甲騎兵ボトムズが稼動予定なので、本誌にもう少し頑張ってほしい。駄目ならば読者コーナーに作品を投稿するしか無いのか?