主人公は、地下の洞窟に財宝があるとの情報を手に入れたにわか
冒険者。
一攫千金を夢見て暗く危険な洞窟に降りていくが、そこには数々の
トラップと巨大コウモリ、亡者の亡霊などがひしめく場所だった。
さて、このスペランカーというゲーム。難易度が半端じゃないぐらい
に高い物です。発売当時私にはクリアできませんでした。
ドット単位での判定がかなり厳しい物で、少しでも下手に動こう物な
らすぐに死んでしまいます。特に顕著なのが「ロープ渡り」。
この辺がスペランカーの「壁」と呼ばれる物で、コントローラー操作
に遊びが少ないため殆ど同時に近いシビアなタイミングが要求される。
面構成もそれを計算した緻密な物であり、
ピラミッド到着まで息をぬ
けない作りになっている。
この「壁」を乗り越えた時に一気にクソゲーから脱却する事の出来る
珍しいソフトです。
殆どの人が「壁」を越えられないようですけどね。
収録トラックが半端じゃありません。
収録ゲームも当時のファミっ子達には多くの思い出がある作品ばかり。
Vol.1の様な、音が小さくなる箇所(多分、目的の音を聞かせる為の
演出なのだろうが)も無くなり、純粋にサウンドトラックとして聴け
る物となりました。
今回はハドソン特集。
チャレンジャー、スターソルジャー、ヘクター'87、迷宮組曲と全盛
期のハドソンを支えた
タイトルが収録され、後半トラックは熱くなっ
ています(笑)。
個人的に、迷宮組曲の収録はかなり嬉しかったです。
ラスト
ボーナスステージの音楽もちゃんと収録。
これでもう1つ、音楽が熱いボンバーキングも収録されると文句なし
だったのに…。