今観ても
ジャケットからして、面白くない臭いがプンプンする。しかし、すでに天才になりかけていたガキんちょだった俺様は、コイツを手にとった。
圧巻……。なんと下らない映画。
悪者がコミカルな音楽に合わせて雪を掘り進んでくるだけのモノ。
そして、見終わり、以上なまでの爽快感が俺様を包んでくれた。やっぱり見るんじゃなかったと
舞台は
アラスカの雪山。
これだけで期待値は上がる。
遭難者は登山に来たジムとデイブ。
そして小型飛行機で遊びに来ていたマークとロベルタ夫妻は雪上のSOSを見て着陸しようとするが墜落。
まさに二重遭難。
前者の二人は自己責任だからしょうがないが、一番の被害者は妊婦のロベルタだ。
降りないでと夫に頼むが無茶な正義感の為に墜落。何もしていないのに身重の体に負傷を追い遭難。悲惨だ。
そしてヒーローはデイブである。
友達を見捨てることなく何度も遭難に合う中、スタローンさながらの、うそでしょ!というような行動でついに重症のジムを引きずり生還を果たす。
これは何度も災難に合いながらもそれを克服していくハラハラさは見ごたえがあった。