前作の「エーデルローゼ」よりは価格もお手頃になり、メインキャラの声優さんのインタビューも増え、描き下ろしポスターもついていて、内容も少し充実した感じですね。私的にOPを歌うALIPROJECTのインタビューが掲載されていたのが、とても嬉しかったです♪ただ贅沢を言わせてもらうと、あれだけ美しいOPとEDの映像が全く収録されていないのは、とても残念です!せめてOPだけでも収録して欲しかったですね。あと、ポスターの絵柄がかなりギャグ
タッチなのも、私的にはちょっと残念・・(特に翠星石と雛苺がすごいギャグ顔で・・)。折角の描き下ろしなので、ギャグっぽい絵より美麗な絵にしてもらいたかったかも。そういう訳で星は3つです。ローゼンファンは買って損はないと思いますが・・。
7話『茶会』はこのアニメを見ている人の期待に応える日常ドタバタ回でありながら、真
紅が6話の結果を受けて自らの意思を行動に示す回でもあり、このアニメの重要なターニングポイントでもあります。
慣れないことに挑戦する真
紅のチャレンジ精神や意外な側面、金糸雀の意外に高い戦闘能力、そしてみっちゃん家での例のシーンなど、見所いっぱいです。暗い話が嫌いな人にもお勧めできます。
8話『人形師』は、造物主の意思の話です。
薔薇乙女たちは人間そっくりのドールですが、明確に造物主(お父様=ローゼン)がおり、その意思や目指すべき理想が
アリスと言う形でやや明確かつ絶対的に示されている点で、人間とは異なる行動規範を持っています。7話での真
紅の決意は人間の考え方としては非常に納得のゆくものですが、
薔薇乙女の規範に基づくと異端なのです。そのことが蒼星石の考えや、白崎の手引きによりジュンが知るもう一人の造物主=槐の心との対比で明確になる回です。人間なのに神の如き人形師の存在は悲劇を呼ぶものですが、同時にこのアニメ特有の興味深い部分でもあります。
大人気シリーズのRozen Meidenのアニメ第2シーズンの5巻になります。
この巻では、ストーリーの根幹である、
アリスゲームが遂に本格的にスタートします。このアニメの本当のスタートはここからであると言えるかも知れません。
アニメを見ているときにメグの歌をもっと聴きたいと思ったのは私だけではないはずでしょう。そんな方にはぜひおすすめの1枚です。
曲目リストでは詳しくは書かれていませんが、メグの口ずさんでいた曲の名前は「瞬」(しゅん)という曲です。
私はこの曲のためにこのCDを買ったと言ってもいいかもしれません。
アニメを見ているとついつい口ずさんでしまうほどいい曲ですのでぜひ一度お聴きください。
その他に収録されている曲も
ローゼンメイデンの不思議で神秘的な世界を上手く表現しているかと思います。