他の方々がレビューしているように、再生出来ないプレーヤーが多いみたいだが
パナソニック DMR-BWT1100
パイオニア BDP-450
では問題無く再生出来ます

これらのプレーヤー、レコーダーを持っているのであれば、安くて綺麗なBD版がいいだろう

元ハロウィンのバンド黄金時代のハイトーンシンガー、マイケル・キスクのソロ１stアルバム。ポップ路線に入っていますがシングルにもなっている２のまだメタルな感じなものや７の元ハロウィンのドラマー、インゴ・シュビヒテンバーグ（故人）に捧げるきれいなバラードなど良い曲もあります。メタルなキスクの頃が好きな人には中途半端な作風になっていますからおすすめできませんがキスクが好きな人には必聴だと思います。星４っつの評価はあくまでもファンの僕の甘い評価です。

どのアレンジも淡々としていて、オリジナルにあった抑揚感やドラマチックさが失われている。
特に元がHR/HMの曲についてはこの傾向が顕著。
元がアコースティックな雰囲気だった曲については、悪くはないが
レコーディングしなおしただけといった印象で特に目新しさなど感じられない。

そんななか、6. Kids Of The Century は、アコースティックなアレンジが意外に合っており、
このアルバムの中では唯一オリジナルに遜色ない仕上がりだと思った。

全体を通して残念なのは、おそらくキスクが弾いていると思われるギターの演奏が甘い点と
オリジナルに対して、2. We Got The Right のキー（ピッチ）が低くなっている点、
8. Going Home の中間部（By the time that......の部分）や
10. When The Sinner のブリッジの高音パートがオクターブ低くなっている点など。

ということで、ハロウィン以上のものを期待するとがっかりすると思う。

マイケル キスクはハロウィン時代しか知らなかったけど、コレ聴いたら本当にやりたかった音楽はこんな感じだったんだろうなぁ〜(笑)と思います。アコギで弾き語り、心にジーンときて素晴らしいアルバムだと思います