こんどはツェッペリンか。パープルでは爆笑させてもらったので、楽しみにしてました。別のベスト盤に「ユラユラとグルグル」とあって、これなんだろう?と思っていたら、なんと「ロックンロール」だったとは。
タイトルだけでも爆笑。パープルで笑いすぎたせいか、慣れもあって、インパクトは落ちましたが、こっちはパープルに入ってなかったギターソロが完コピされていて、とっても良い。「黒い
犬」=「ブラックドッグ」なんて、コピー大変だったろうなあ。また、「ブラックドッグ」って、
タイトルと歌詞の内容は、いまだにどう繋がってるのか、僕の
英語力ではわからんのですが、歌詞そのものは相当エッチな歌詞です。昔訳してて、ニコニコしました。この「黒い
犬」でもエッチ歌詞が、かなりユーモラスに!訳されていて、ニコニコ。これまた満点あげます。
ジョン・ボーナムの生い立ちから無名時代の動き(若い頃は独自のファッションに凝っていたとか)、使用した歴代のドラム・キットのカラー写真入り解説、各アルバムの曲でのボーナムのプレイとバンド全体の音楽性との関わりの丁寧な説明、そしてロバート・プラントとジョン・ポール・ジョーンズによる心のこもったちゃんと答えているインタビューの興味深い内容等、非常に内容が濃いです。
リズム&ドラムマガジンというその筋の専門雑誌の記事を元にしており、普通のツェッペリン本より数段踏み込んだ具体的、ジョン・ボーナム・プロパーな説明と「まさにその通りだよ!」という核心を突く記述のオン・パレードがすがすがしい。
リズム隊の異常なセンスのよさと革新性の方向からツェッペリンの音楽と人となりを浮かび上がらせてくれる非常に説得力のある本です。
おすすめします。
有名な写真ばかりであり、もちろんツェッペリンのみならずロックバンドのイメージを代表するものばかりである。それぞれのページが、切り離して壁に貼っても申し分ない。そのくらい恰好いい写真集である。
この評価以外にない。