年収1000万円はなぜ不幸といえるのか?年収が700万円を超えると税率が
高まり、900万円から1000万円に上がると税率が50%超になる、(片働き4人
世帯)、要は昇給しても手取りの増加を実感できないのがこの層である。
今回の特集の事例を見ると、住宅ローン、社会保険料、教育費、交際費も高い
いわゆる生活レベルが高い感じがする、かといって
節約するのもなかなか難しい
のかもしれない。
しかし年収1000万円の人が不幸であれば、700万円、500万円の人でも同様
ことが言えるのではないか、サラリーマンのなかで年収1000万円の層は少ない
はずである、手取りの減少はあるものの不幸だとは思えない。
いわゆる月々の給与を計算するだけでなく、社会保険や源泉所得税などの周辺業務や年間の流れが一通り学べるので、給与計算や社会保険事務などが未経験の新人教育にぴったりだと思います。
また、この分野は幅が広く、制度改正などをキャッチアップするのが面倒ですが、本書は
コンパクトにまとまっていて、かつ毎年改定されるので、手元において置くと年間通じて何かと便利です。