雰囲気系の静かな映画で、ちょっぴりエロティックです。
内容を楽しむというより、美しさや雰囲気を楽しむ映画だと思います。
私は叶姉妹ファンだし、雰囲気系のキレイな映画が好きなので、好みでした。
ただ、激しい映画や、がっちりとした内容のあるが好きな人には向いてません。
新訳よりも、1959年翻訳のこちらのほうがよい
…たとえばタルムードの中には、もし「ひとつの生命を救うならば、それは全世界を救ったようなものである。またひとつの生命を亡ぼすものは、全世界を亡ぼすようなものである」と表現されている。
偉大なイスラムの詩人にして神秘家であったルーミーによって美しく描かれた。 「愛するものが愛されるものを求めるのは、 まことに、 愛されるものによって求められている時のみである。 手がひとつだけでもうひとつの手がないとしたら、その手は鳴らない。 世界のすべての部分がその対偶をなすものと組むようになることは、 あらかじめ定められた掟なのだ」
この緊張感、言葉の節制ぐあい、そうゆうのがワシのもとめてるもんなんやろなあ
しかしまあ新訳があれだけレビューを集めているということは、あれで充分ということなんやろう。
むしろあっちのほうが良い、とかね。
日本人の国語力は下がってゆく一方だ
国語力って何かしらんけど
あの日野原重明先生のお勧めの書です。 愛とは技術であり、習練が必要であり、生産性を含む。 自己愛と利己愛の違い。利己愛とは本当は自分のことを愛しているように 思えるが、実は誰も愛せないのだという言葉には、驚きました。いろん な新しい発見があった作品です。 他人の可能性をも信ずる力。そうそんな懐の深い人になりたいものです。 これは言葉の宝庫です。何度も読み返し、ラインを引くのも良いと思い ます。
『葉っぱのフレディ』で著名なレオ・バスカリア博士は本書で
『地球にいる人間が月にいる人間と話ができるような通信システムが開発された。
それなのに、母親は娘と語り合うことができない。 父親は息子と、黒人は白人と、そして労働者は経営者と語り合うことができない』
でも私たち人間には
『愛はつくり出すことができるのだから、愛が欠乏することはありません』と説きます。
博士は生前、南アルフォルニア大学で「愛の教室」という人気講座を持っていました。
わかりやすく琴線に触れる言葉で人を愛すること、そして自分らしさを愛することをやさしく語りかけてくれます。
バスカリア博士の本は現在、絵本以外は古本になってしまいますが、もし1冊お読みになって気に入ったら他の本も求めたくなるかも知れませんよ。
この本は愛の本ではありません。そう申し上げると挑戦的でしょうか? この本は、「関係に誠実である」ということについて書いてあるのです。ですから、「愛」ではなくて「真(まこと)」の本です。昔の漫画みたいになっちゃいますけどね。 そして、今の日本人、私ども自身の心のあり方を振り返るうえで、欠かすことのできない一冊であることも、申し添えたいと思います。 ウソとゴマカシにあふれた日本で、是非とも読まれてほしい一冊です。
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