大事な大事な娘を傷つけられた。相手がボクシングでもものすごい強い奴で、そいつの学校の先生も事件をお金でもみ消そうとするような卑怯な奴。
でも、娘の敵!と学校へ乗り込むも、学校を間違えて、
岡田准一扮する「スンシン」たちと出会う。
へなちょこ父ちゃん(
堤真一)の特訓ぶり、最初はおばあちゃんウォーキングにも追いつけないほど、ヘッポコだったのに、どんどん特訓をする。スンシンもなぜ自分が強くなろうと思ったのかを語る時が来る。
コメディも、メンタルな部分で乗り越えていこうとする心の描写も、そして、高校生らしい青春も盛り込まれてて、とてもよかった。
観終わった後、スカッとしたのと同時に自分も嬉しくなっていることに気づき、この映画の世界に完全に引き込まれてたなぁ〜と、久々の感動作との出会いでした☆
本編は「野望篇」と「革命篇」の中間に位置するもので、TVでOAされたものだ。
しかしよくある「準メイキング」のような作りではなく、本格的に製作された
60分の物語になっている。
本編を観なくても両作品は楽しめるが、観た方が個人のキャラも分かって面白いと思う。
基本的にはSP4係に1日だけ与えられた休暇を描いたものだが、
一方で尾形ら行動派は着々と「事」を進める様子が描かれる。
楽しいのは
真木よう子演じる笹本のキャラクターだ。
凄くぶっきらぼうなのだが、悩む井上をいきなりバッティングセンターに誘い、また
練馬大仏を訪れるなど、優しさ溢れる性格として登場させたのは良かった。
映画本編は息詰まるシーンばかりのため、こういう設定は一息つかせてくれる。
本作は特にブルーレイである必要もないが、ただし入れ物のサイズを考えると、
どうせならHDをお勧めしたい。
特典映像は
岡田准一のLAリポートがHD収録されており、これは映画本編ソフト
にも収録されていないものだ。
VFX工房訪問や自身のプライベートト
レーニングを公開するなど、ファンには
堪らない特典ではないか。星は4つです。
幽霊になっても人間の性格がそのままというのが面白い。
また、正解を知っていても、証拠を作るのが大変というのも普通の警察ものと違って面白いです。
テレビドラマにもなり、その原作として見てみるのも面白いと思います。