![]() わたしを断罪せよ |
Beatlesから、移ってきた人間にとっては、この分野は、「なんと暗い人たちなのであろう」という印象があった。
この頃、「フォーク」というとPPMやブラザース=フォーであり、「明るい」印象があったのだが・・・・ 他方、ボブ=ディランの情報も入ってきたし、アーロ=ガスリーなどの情報も入ってきてはいた。 そんな中で、当時の『フォークファン』がどう捕らえたかは知らないけれども、僕には、岡林の登場は衝撃であった。この人は、日本で、最初に「日本にフォーク」を確立すると思った。 その後は、西岡さんと岡林の関西のフォークと、高田渡や加川良の関東のフォークの時代があり、吉田拓郎につながっていく。ここの段差は実は極めて大きい意のだけれど、誰も、明確に指摘しないのが不思議だ。 ともあれ、このアルバムを聴かずして、「日本のフォーク」を語ってはいけないのではないかと思えるほどの作品である。 |
![]() 「うた」 |
この曲は彼らのファーストシングルです。この素晴らしい曲が発表されて以降、もっと多くの人に聴いてもらえると思っておりましたが売れ行きはいまひとつぱっとしません。
これは当時の事務所の売り込み方の問題かと思いますが、少なくとも彼らの「実力」ではありません。 それは何故か?この答えはこの曲にあります。 心地の良い歌声。やさしく力強く西畑の声が聴き手を包み込み、いつまでも消えることなくやさしい気持ちにさせてくれます。 これこそ、久しぶりに聴いた本当の「うた」だ! |
![]() 絶対少年 |
まず鈴木真仁さんの涼やかで、儚げなボーカルが素晴らしい。 また、編曲はすべて西崎憲氏が担当し、ボーカルが映えるアレンジ。 「Water」は鈴木真仁さん作詞。 作曲陣も「Water」:新居昭乃氏、「絶対少年」:佐藤英俊氏と著名。もっとも楽曲を提供しているのは梶山織江氏(ヤミと帽子と本の旅人:EDも作曲)で、2,4,10,11です。 特におすすめなのは10,11です。 |
![]() サトウハチロー・いわさきちひろ詩画集 おかあさん |
いわさきちひろさんの淡い優しい色づかいの絵に、サトウハチローさんのあたたかい詩がとても合っています。
いわさきちひろさんのほかの絵本は大きめですが、この本は小さめで読みやすく、詩にも深さがあって、大人にも十分楽しめる絵本だと思います。 |
![]() サトウハチロー詩集 (ハルキ文庫) |
山手線の交番全てにお世話になったという若き日のエピソードもある無頼派詩人の魂に触れる詩集。古き良き昭和の香りがします。 |
![]() サトウハチロー―僕の東京地図 |
昭和11年当時に朝日新聞に連載されていた記事の復刻だそうだ。
サトウハチローは叙情豊かな詩人として有名だが、また不良少年としても名高い。 とはいっても極道というよりちょっと元気なあんちゃんといったところだろう。 本文での語り口もいろいろな商売の符丁を織り交ぜた、言ってみれば寅さんのような 啖呵売口調で東京の街を紹介してまわる。今はどうなっているのか、食べてみたいなどと 考えながら読み進めるていくと東京をひとまわりするようになっている。 そして何よりも優しそうな顔のハチローを始め当時の写真が楽しい。 |
「ちいさい秋みつけた」 (サトウハチロー詩) MTR Performance by Andy
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