![]() スタンリー・キューブリック DVDコレクターズBOX |
感じてください。 これらの作品は論じるものではありません。 観る者と、キューブリックの感性とがぶつかり合って、そこから何を見出すかはあなた次第です。 ここに収められた作品は、全て、これに耐えるものばかりです。 惜しむらくは、「博士の異常な愛情」が抜けていることです。 この作品をこのコレクションに追加すれば、あなたは、キューブリックの世界から逃れることはもはや不可能です。 これほど多彩な作品を後世に残した監督がどれほどいるでしょうか。 凡庸な我々が分類したジャンルで分ければ、このコレクションの作品は一つとして同じジャンルにはくくれません。 そして、そのどれもがそれぞれのジャンルで一つの金字塔をうち立てていると言ってもいいでしょう。 映画を観ることは消費行動のひとつに過ぎないと思っているあなた。 そんな思いを打ち砕く映像が、このボックスにはぎっしりと詰まっています。 立て続けに観て打ちのめされないよう、ゆっくりと一本ずつ鑑賞しましょう。 |
![]() バリー リンドン [DVD] |
スタンリーキューブリックの全映画を見渡すと 見事にジャンルがバラバラで驚く。ちょっと上げても 現金に体を張れ:ギャング映画 博士の異常な愛情:近未来ブラックユーモア映画 2001年:近未来言わずと知れたSF シャイニング:現代ホラー映画 アイズワイドシャっト:現代ポルノ映画? その中で このバリーリンドンは 歴史大河絵物語とでも言えばいいのだろうか。 常に好奇心一杯のキューブリックが一体このサッカレーの長々しいピカレスク小説を何で映画化しようとしたのかを想像しなくてはならないが おそらく中世を再現したいという一念だったと思う。それくらい 登場人物に対しては冷淡であり それくらい中世再現には熱意たっぷりである。登場人物は刺身のツマみたいなもので ライヤンオニール始め 熱演の役者には 申し訳ないが キューブリックの指差す方向は 全く人間に向かってではない。その意味で空虚で冷徹な映画だが しかし きっと中世はこんなだったのだろうな。なんと言っても キューブリックが描き出しているのだから。 |
![]() バリー リンドン [DVD] |
マリサ・ベレンソンのオランダ絵画のような、息をのむ美しいアップが印象的だった予告編に、ただただビックリした記憶が今でも鮮明です。
撮影レンズをこの映画の為に開発するなどスタンリー・キューブリックはここでも映画史に革命を起こしました。 圧倒的な存在感と映像美は、ドキュメンタリーの様です。 ヘンデルの音楽も凄く存在感があった。ヘンデルの使い方では映画の中でも最高ではないでしょうか。 |
Barry Lyndon - Movie trailer from Kubrick`s Film
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