![]() グラナダ~パコ・デ・ルシア・フラメンコ・ベスト・セレクション |
抜群のギター・テクニックを持つパコ・デ・ルシアの1988年の録音のもの。曲目はポピュラーなものが多く文句なしに楽しめます。「野いちご」、「平原の魂」、「リナーレスの調べ」はいかにもフラメンコらしい曲です。「シェリト・リンド」、「シボネー」、「「パーフィディア」、「黒いオルフェ」、「コーヒー・ルンバ」、「ラ・マラゲーニャ」、「ベサメ・ムーチョ」とフラメンコ・ファン以外にもお馴染みの曲がずらり。
曲目と演奏のよさでベスト・セレクションにふさわしいアルバムです。 |
![]() アランフェス協奏曲 |
敷居の高いクラシック界の中で、フラメンコギタリストの演奏するアランフェスは賛否両論で、
特にクラシックギター界の巨匠達にはかなりの罵声をあびせられた作品です。 何故そこまで攻撃されたかはこのアルバムを聞けば解かります。 神様パコの魂の演奏は、その奏法のいたるまでクラシックギター界の演奏家達では とても真似できないテクニックを駆使しており、そしてそれをいとも簡単になし得ている。 本来フラメンコの要素がかなり含まれた楽曲であり、パコの演奏の解釈は作者ロドリーゴの創造の域を越えていたはず。 しかし、この協奏曲は巨匠達があまりに沢山の録音をし、そして演奏されているので、その分余計な賛否がうまれてしまう。楽曲は演奏者によって成長し、それを聞く人の受け入れ方でその演奏者の芸術性が生き、また成長するものだと思います。クラシック奏者は芸術家でフラメンコ奏者はただの民族音楽家というとらえかたをしている部分がまだ世の中にはあり、このようなすばらしい芸術を聞き逃さないでほしいです。 神様パコがここで奏でるアランフェスは、100人の演奏家が同時に演奏してもパコ1人の音を 聞き分けることが出来るくらい独創的であり、とかく決まりごとの多いクラシックの演奏に耳慣れした人は是非聞いてみるべき1枚。 そしてアダージョではクラシックを聞き慣れない人もきっと涙するはずです。 神様パコ・デ・ルシアのアランフェス協奏曲は必ずあなたの心に響きわたります。是非聞いてみて下さい。 |
![]() フライデイ・ナイト・イン・サンフランシスコ~スーパー・ギター・トリオ・ライヴ! |
二十数年前、東京の田園コロシアムで、野外ライブがあった。その名前は、Live Under the Sky 81'だったと思う、コンサートの中継の放送がNHK FMであり、パコデルシアのステージを偶然にもオーディオタイマー(当時はタイマーは外付けだった)でエアチェックしていた。コンサート会場は雨が降っていて、野外Liveは、早めに終了してしまった、10分ほど放送時間が余り、その時間潰しに放送局のレコードで流された曲が、この1曲目の地中海の舞踏〜広い川だった。
エアチェックした、片面45分のカセットテープの最後に録音されていた、”地中海の舞踏〜広い川”を最初に聞いたときの吸い込まれるような感覚と、曲が終わった後の目が覚めたような感動を今でも憶えている。 その後、パコデルシアに興味を持ち、彼の”奔流”というLPを買ってわかったことだが、この曲の、ほとんどの部分が、パコデルシア作の”広い川”だ、”地中海の舞踏”は、挿入の部分と、終わりの部分だけだった。(この部分は曲名の説明をしただけです) |
![]() フラメンコ [VHS] |
カルロス・サウラ監督のフラメンコ・ドキュメンタリー映画です。 ホアキン・コルテス、パコ・デ・ルシア他、そうそうたる出演者によって、 どんどんフラメンコの世界に引きずり込まれていきます。 フラメンコにど~っぷり浸れる1本です!! |
![]() カルメン [DVD] |
ビゼーのオペラ作品『カルメン』を映画化或いは舞台化した作品は幾つもあるが、カルロス・サウラの『カルメン』はその中にあって出色の作品である。
記憶の限りでは、この映画作品は83年もしくは84年に東京新宿の“シネマスクウェア東急”でロードショーされている(その後、六本木の俳優座シネマテンでの凱旋ロードショーがあった)。 作品はフラメンコダンスのオーディション会場から始まる。そこでは公演を控えてのカルメン役を選ぶために主人公(アントニオ・ガデス)が鋭い目線を放っている。映像の背景に流れるのは“彼女は突然に現れた、猫のように”とメリメの作品『カルメン』の一節を朗読する男の声。そこに表れたのが一人の女性であり、彼は一目で虜になってしまう。ビゼーの作品が流れる中、まさに小説を地でゆくかのように物語は最高のスピードで始まる。 『カルメン』の物語を舞台化しようとする主人公がそのままドン・ホセとなるストーリー仕立て。物語と現実の狭間を意図的に明確にしないでこの作品を創り上げたカルロス・サウラ。ドン・ホセをダンスの力と眼差しで表現したアントニオ・ガデス。クリスティーナ・オヨスの演技。カルメンを彷彿とさせるラウラ・デル・ソルの目力(めぢから)。ギター奏者としての圧倒的な存在を示したパコ・デ・ルシア。恋・嫉妬・悲劇、一組の男女に訪れる愛憎劇がビゼーの旋律に乗ってスクリーンに繰り広げられる。全てのエレメントが揃うことでしかこの作品は成り立たない。 |
Paco de lucia - La Barrosa (Alegrias)
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