![]() ドヴォルザーク:スターバト・マーテル |
ハイドンの戦時のミサ曲との抱き合わせ2枚組みで、スターバト・マーテルは10曲80分を越す大曲ですので
1枚に収まらなかったのか最後の3曲はハイドンと一緒になっているのがやや扱い上は不便ですが、演奏内容は とても良い名演と思います。 |
![]() グレゴリアン・チャント・ベスト |
本CDは岡田暁生氏の『CD&DVD51で語る西洋音楽史』(新書館)において2番目に引用されたもの。単旋律の単調さは退屈といえば退屈ではあるが、曲想の厳粛さは教会のひんやりとした静謐さを感得させ、何かこう粛然とさせられるものがある。思えば、同書で最初に引用された『地中海のクリスマス』に収録された作品群と本CDの作品群との「落差」こそが、非西洋キリスト教世界から西洋キリスト教世界への「純化」の歴史的過程を如実に物語るのであろう。
「鳴り物や手拍子やしわがれた声といったノイズで溢れた「土着の」音楽に熱狂していた異教徒たちを、静けさに満ちたキリスト教の神の国へと帰依させる。そんな使命を、聖歌は担っていたのだ」(同書16頁)。 「中世の芸術に共通するのは、生きた感情と身体を欠く不思議な抽象性である。恐らくそれらは生身の人間が楽しみ味わうものではなく、魂が身体から遊離した後の彼岸世界の予感であり、「この世ならぬもの」の顕現の告知だったのだろう」(同)。 「当時の人々にとっての本来の音楽とは、この世界を調律している秩序のことだった」(同書17頁)。 なお、念のため同書16頁に示された「図1」だが、本文との対応関係が全く違っている。誤挿入であろう。 |
![]() 処女の泉 [DVD] |
映像良し。俳優良し。緊張感あり。
清冽な映像美の中に、突然現れる衝撃的な強姦シーン。 白黒なのに芸術的なのに、あまりの生々しさに初めて見た当時、とてもうろたえた覚えがあります。 クリスチャンではない日本人には、今ひとつ実感としてわからないことがあるのだろうけれど、それを抜きにしても、映画芸術が到達しうる最高峰だと思います。 白黒なのに、ではないですね。白黒だからこそ光と影のコントラストが生きて、見る側に説得力をもって迫ってくるのでしょう。カラー作品からの後追い体験なので、リアルタイムの時代状況はよく知りませんが、ベルイマン作品の中では、わりとわかりやすいほうで最も重要な作品だと思います。必見。 |
![]() 処女☆伝説―オール・アバウト辛酸なめ子 (洋泉社MOOK) |
めちゃめちゃ面白いです。
最初の辛酸さんの生い立ちから読みごたえあります。 中高一環お嬢様学校で培われた独特の視点や文章力、才能・・。 でも運のよさが感じられました。 (年表の下の世間の出来事に、サーヤの学習院入学等 サーヤの動向が全部織り込まれているのもツボでした) サーヤをソウルメイトとして尊敬してやまないそうですが 宮内庁からクレームが来なかったんだろうかと心配になったほど やばい漫画がありましたが・・。(千年王国にも) 確かにサーヤのビジュアルやファッションセンスや おっとりした佇まいは辛酸さんに通じるものがあります。 真のセレブ生活(雅子様の生い立ち等)への憧れが本当に強い方なのが 垣間見れました・・。 小物で自分を卑下しているようで、随所に見られる上昇志向 (ビジュアルも前面に出したがるし)も感じられて不思議な方で 興味深いです。 ほんとすごく面白かった。 でも大久保ニューさん達との座談会は、面白いんだけど ただの普通の座談会で、なめ子色が薄れているのがちょっと・・と 思いました。 山田美保子さんとかの芸能人批評はヒガミ度全開で嫌いだったんですが 辛酸さんは言葉の選び方も的確で独特で 独特の視点から書かれていてほんと面白いです。 コラム等面白いと思われた方は買って損はない!と思います。 |
メキシコ:チチェンイッツァ遺跡の民芸品.MOV
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