![]() ぐっすり眠れるクラシック Z |
私は穏やかなCDをオフタイマーにして眠るという生活をしています。
これは私の数ある眠れるCDの中でもお気に入りシリーズ(なかなか眠れなさそうな感じがする時や、気持ちがざわざわしている時はこのシリーズをかけます)の最新作。 曲の選曲が相変わらずすばらしく、すぐに心がリラックスモードに入ってしまいました。 眠る時に聴くようになり、いつもリラックスしてゆったり眠れています。 みなさんもこんな生活スタイルを試してみてはいかがでしょうか? |
![]() 池袋ウエストゲートパーク Classic Edition |
このCDはとても聴きごたえがある。原作にはいろんな音楽が聴こえてくるけれど、誠くんのセンスは素晴らしい!クラシックだから素晴らしいとかではなくて、メロディーに対するセンスが素晴らしいのです。 このCDを聴きながら原作を読んでいると、想像の翼が広がっていくのが感じられて、テレビドラマとは違う感覚が味わえる。 なんといっても感動的なのは、トラック10のバッハのマタイ受難曲からのアリア。あまりにも優しさに満ちあふれたこの曲が、現代の、いろんなものが混じり合い、それでもアットホームな感覚を与える不思議な街、池袋の、それも西口公園の夜景に驚く程シンクロしている。こんなこと、だれが思いつくだろうか。誠のくんのセンス、そして作者のセンスに脱帽だ。 |
![]() フェルメール ――謎めいた生涯と全作品 Kadokawa Art Selection (角川文庫) |
フェルメール論ならこの人って言われているのが本文庫の作者、小林頼子女史ですが、朽木ゆり子女史の「全点踏破の旅」もよく読まれておりますね。2008年の日本は、展覧会が行われている事もあって、まさに美術界はフェルメール一色です。
1654年10月12日午前10時30分、フェルメールの生地オランダ・デルフトで、画家の画風を一変させるある重大な事件が起こりました。一体、何が起こったのでしょう? 画家の画風は1674年のパトロンの死によっても、また宿敵フランスの侵略によっても大きく変わっていきました。はてさて? 小林は、個々の絵画が持つ意味合いというものには余り重視せず、むしろ、画面の描き方そのものに興味を持って「フェルメール論」を展開しております。 本書は、10年前に出版された「フェルメール論」の圧縮版であるため、文字通り学術書に他ならず、アマチュア美術愛好家にとっては少々小難しい・しつこい箇所もあります。 「デルフト眺望」は、実際に現地を歩いた感想も含め、非常に細かな評論を展開していますが、「よくここまでやるよ!」って感心してしまいます。 小林によれば、フェルメールの関心は一貫して、 ・人間の目にとって合理的な空間とは何か ・人間の目にとって合理的な光の表現とは何か ということにあったようですよ。 そんなものなのでしょうか? 個人的には「取りもち女」のような風俗画のほうが、圧倒的に面白いとは思いますが・・・・・。 |
![]() ペンブックス ルーヴル美術館へ。 (pen BOOKS) |
ルーヴル美術館の魅力の本書で把握して、いつの日にか訪れる際の鑑賞の手引きにしようという思いで手に取りました。各界で活躍しているプロからのおススメの陳列作品を挙げてもらっています。世界の宝ともいえる作品群ですので、何をどのように鑑賞しても素晴らしいわけです。本書は、そんな広いルーヴルを訪れる人のために、ルーヴル建築史やルーヴルめぐりの必携アイテム、美術館内や近くにある料理店、プチホテルなども紹介してありました。
本書の内容です。 ルーヴル作品を、プロの審美眼で楽しむ(絵画の中に読み取る、画家の理想と幻想 失われた狩猟の風景に、思いを馳せる 紀元前の作品に見る、現代的な身体表現 創業者を駆り立てた、背景を語る1枚 描かれた音楽トレンドから、時代を読む エジプトなしに、化粧の歴史は始まらない エレガンスを象徴する、肖像画の魅力 彫刻と絵画、2つの「アモールとプシケ」 クリエイターを触発する、古の機能と美 ルーヴルだからわかる、世界の足の文化 妖しい美を放つ、蛇の大皿や猫のミイラ 物語る絵画は、イラストレーターの手本 覗きと露出、21世紀の性風俗を予見する 古典だけではない、クリエイティブな伝統 地元民が語る、「ルーヴルのここが好き」) 歴史に残るルーヴル事件簿(1) 美を演出する、ルーヴルの空間(延びたり縮んだりの、ルーヴル建築史 テーマを選んで、1時間半コースに挑戦! ルーヴルめぐりに欠かせない、必携アイテム)歴史に残るルーヴル事件簿(2) ルーヴルに行くとき、訪れたい料理店 歴史に残るルーヴル事件簿(3) 泊まるべきは、大人のためのプチホテル 21世紀のルーヴルを、革新し続ける |
![]() フェルメール全点踏破の旅 (集英社新書ヴィジュアル版) |
フェルメールについて、あるいは絵全般についても詳しくない人も、本書を薦めたい。本書を読んだ後、小林頼子あたりの本が読みたくなったら、あなたは十分、絵画の専門家と呼ばれてもおかしくない。絵に対する好奇心を喚起する点で、本書は抜群の切れ味をみせている。何回か読み直すうちに、私が着目したのは、”天秤を持つ女”に関する本書の記述である。オランダの風俗画はサイズが小さいという話から、なぜか芥川龍之介の『傀儡師』(くぐつ)という短編集を思い出した。ここにはどの小説にも実際の傀儡を登場させたものはないが、”くぐつ”とは、日本の平安時代以降の人形使いのことをいう。首にかけた小さな箱の中からおもむろに登場する操り人形である。小さな箱から飛び出した人形劇・映画館の映像なのだ。要するに光の世界が傀儡にはある。フェルメールと傀儡には、ほぼ点(小箱)となった量子論的な光の世界という共通部分がある。もっとこの事を知りたかったら、手前味噌にはなるが、この本、「宇宙に開かれた光の劇場」上野和男・著を読むことを薦めたい。傀儡については、同じ著者の本、「縄文人の能舞台」に詳しいことが紹介されている。 |
フェルメール 「小路」 (1/3)
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