私のまわりでもこれが出た時いろんな噂が飛び交いました。
彼女にふられちゃったのか?とか
子供を勝手におろされちゃったのか?とか
dadaがウケたからまたこういう物議をかもす系を作っただけなんじゃないの?とか。
でも私はこの曲はいつものrad節だと思います、それがある意味とがった方に洗練されただけじゃないのかな。
「君だけを愛してた」という普通の気持ちを「きみがはじめての宗教」と表現したり
ものすごく子々孫々にわたるまで恨み続ける、それがつまりものすごく愛しているという事の裏返しだったり
歌詞だけ見ると強烈ですけど、そこに意味されるものはいつもの「深い執着」であることは明らか。
radの歌詞は一見つきはなしたような冷たさがあるのに
その人生いらないなら僕にちょうだいよ(それくらい特別なものでしょ)、とか、なんていうかあっさり見捨ててしまわない
愛情の深さを感じるわけです。
それが時として病的なほどの執着も感じさせるほどです。
でも普通に表現したら普通のバンド、radならではの世界観が炸裂しているこの曲は最高傑作かも。
そんなとんがった歌詞にのせるメロディはとても優しくて、せつなくて、
メジャー調の
バラードです。
このギャップがかなりいい味をだしてる。
もしマイナー調のメロディ
バラードだったり、逆にすごくハードロックだったらこんなにぐっときませんし、普通に感じていたかも。
今になってもやっぱりこの曲がradの真骨頂でありno1だと思います。
正直、こんな風に思われてみたいです(笑