モーニング娘。のミュージカル「シンデレラ」のレビューに、ミュージカル音楽の作曲家「アンドリュー・
ロイド・ウェーバーに見て欲しい」と書いたけれども、このベリーズ工房の舞台は、
ロンドンにそのまま持って行って公演したらどうだろう、と思った。
今でもマイクや電気照明を使わない徹底ぶりのシェークスピア劇場から、市民の手作り劇団まで、どの町でも活発に舞台がある演劇好きの国の人たちに、ぜひとも見てもらいたい。
英語が分からなくても、世界中から見に来るのだから、日本語が分からなくても、役者の表情や、高ぶりできっとストーリー以上のものが伝わるだろう。それだけ、何か得体の知れない「サイン」のような、言外のものがいっぱい伝わる力作、秀作だと思います。
ベリーズの7人は全く違う色合いとテンションの演技で、見ていて飽きない。エッグの二人も、劇団の方々も、あや取りのように複雑な話も、見事な調和をみせる。清水さんの女学生ははまり役だし、菅谷さんは、まず昭和の人懐っこさがある。広島弁の「ぶち」は、山口県民だった私には、ハートを捕まれてしまった(笑)。歌やダンスの他に、こんな味わいも見せれるなんて、「ぶち」凄いですね。努力の賜物でしょうね。ただただ感心するばかりでした!
このアルバムでの最大の聴きどころと言えるのが『寝る子は℃-ute』と『恋はひっぱりだこ』である。『寝る子は℃-ute』は
2007年のゲキハロ公演で使用された「プレスコ音源」を使用したとのこと。7人時代の℃メンの素直で清冽なユニゾンが
CDで楽しめるのはありがたい。『恋はひっぱりだこ』は2007年のBerryz工房のさいたまスーパー
アリーナ公演のDVDを
音源としてリマスタリングを施したもの。当時15歳になったばかりの嗣永桃子(ももち)のソロ歌唱ヴァージョン。今ではバ
ラエティクイーンとして貫禄十分のももちだが、この時はさすがに緊張していたのか若干声が上ずり気味なのが初々しい。
これ以外では『都会っ子純情』や『蝉』など、いかにも小出氏らしい選曲。
リアルタイムで放送した当時はまだ僕は生まれてませんでした。再放送で放送した時は毎日学校から帰って見てたので、最初の天竺シーンの沙悟浄(岸部シロー)や猪八戒(
西田敏行)は最初は人間だったのに悪事を働いた罰で河童や豚にされたシーンや悟空(堺正章)があのお裟伽様のお仕置きシーンや綺麗な三蔵法師(
夏目雅子)や金角と銀角夫婦がつい懐かしくて買って早速DVD-BOX1見ました。見事にデジタルリマスターされてるのでそんなに古くさくないでした。
西遊記を見るなら今年1月にやった
香取慎吾もそうだけど、やっぱ役や顔が似合う堺正章版ですなぁ〜
本書はNHKのテレビテキストです(計四回分:30分/回のTV番組用)。この本の前半部「かっこいいクロールで」の
タイトルには、はっきりいいましょう!、まったく偽りはありません(後半の「かっこいい体に!」は“おまけ”的と考えてください)。とにかく、この本で講師を勤めておられる高橋雄介氏(中央大教員、水泳部監督)の指導法の素晴らしいこと、素晴らしいこと!生徒役の俳優の金子貴俊さん(映画「ウオーターボイーイズ」主演)はそれなりの経験があったとはいえ、クロールでは腰は沈み、腕や足のスキルおぼつかなく、そしてなんといっても息継ぎが下手!といったいわゆる “クロールは苦手”な方でした。それが、高橋先生の、言葉では言い表せないほどの素晴らしい指導によって、金子さんはみるみる見違えるように「かっこいいクロールで」水泳を楽しめるようになっていきます。その上達ぶりには感嘆してしまうほどです。
金子さんよりもクロールがもっとヘタクソのレビューワーは、小学校から数えて30年、ずっと苦手意識がとれず、ツイこないだ迄はプールで「平泳ぎ」ばかりしていました。ところが、そんなレビューワーの不格好なクロールが、何をかくそう、本書と一緒にテレビ講義を受けてから、まったく嘘のように「かっこよく」なってしまったのです。夏から真剣に練習に取り組み始めてからですから、半年に今月でなりますが、今では家人からもスゴイよ!と言われるくらいに上達しました。本当に感激してしまい、まるで夢のようです。
他のレビューワーの方もご指摘のように、ただし、本書にはDVDなどの視覚教材が付属していないため、NHKのテレビを見ながらの並行学習でないと、本書の効力が半減してしまうのが非常に残念な点でもあり、欠点です。もちろん、レビューワーのように超ヘタクソで、クロールでは他のスイマーの邪魔になるのが怖くて泳げなかった方ならともかく、そこそこはクロールが出来るという方ならば、本書の写真と文章のみでも、それなりに効果が得られるのかもしれません。しかし、やはり視覚的にイメトレするのとしないのとでは、まったく上達の早さが違うはずです。本書はしたがって星4つという評価が妥当と思いましたが、レビューワーにとっては“これまで買った数多くのNHKのテレビテキスト”の中で、唯一初めて自分自身で『うまくなった!』と断言できるようになったテキストでもあったので、高橋先生への敬意を込めて、星5つにさせていただいた次第です。
しかし、吉報があります。今年の7月、嬉しいことに、高橋先生によるDVD付属の教習本が刊行されたのです。『最先端泳法『フラットスイム』でクロールがきれいに速く泳げる! (DVD付)』, 東邦出版, 1680円、がそれです。『かっこいいクロールでかっこいい体に!』を凌ぐ充実した内容で、はやくも巷間ではバイブル的存在になっているようです。レビューワーも購入を即断、『かっこいいクロールでかっこいい体に!』によってクリアーした初級段階から、さらに中級へとグレードアップさせるべく、現在闘志満々です。