宇治十帖の前半、「橋姫（はしひめ）」、「椎木（しいがもと）」「総角（あげまき）」「早蕨（さわらぎ）」「寄生（やどりぎ）」を漫画化。
八の宮の娘大君（おおいぎみ）と中の君（なかのきみ）をめぐった、薫と匂う宮（におうみや）の話。
匂う宮は中の君と結ばれ一子（男児）をもうける。中の君は対の上として匂う宮の妻の中でも重んじる女として傅かれる。しかし、匂う宮はよく言えば情熱的、ぶっちゃけて言えば浮気な男である。
それに対し薫は自分が何者であるか求め、仏法に精進し宇治の八の宮と知り合い、自分の素性をしり、そこで大君と中の君を見いだす。薫は大君に想いをかけるが退けられたまま大君は病死してしまう。
ところが、・・・大君と中の君の他に別腹の姫がいた！この姫は薫の心を癒すことになるのか？
私は薫と匂う宮、ふたりの愛し方の違いが、姫君達の運命を変えたに違いないと思う。どちらを選べと言われれば、わからないけれど・・・

PC版プレイ済み、新作発売前にPSP版の追加を見ておこうと購入しました。
PC版の時からの感想としては、世界観や人物、組織などの設定がかなり作り込まれていて
限定版についてくる設定資料など遊び心満載で面白いのですが
そのせっかくの設定が使いきれていないのが残念な点ではあります。

基本的に選択肢を選んでいくだけのノベルゲーですが、
シナリオはキャラごとにEDも複数あるなどボリューム十分で
BADEDの数も多く、フルコンプには時間と根気が必要です。
ですが、BADED到達時のおまけや称号収集など凝っているので
やり込み甲斐はかなりあります。

PSP版への移植は他社ということで少し心配ではありましたが
追加シナリオもスチルも満足出来る出来だったと思います。
ただ、立ち絵が少し遠い感じがしたので、PSPの画面の小ささを考えて
少し大きめに表示するようにしても良かったのでは？と思いました。
それと少々残念だったのが、システム面です。
PC版では文句のつけようがない快適さだったのですが
ちょっとしたことですが気になる部分が何点か。
基本的にはPC版の良いところを引き継いでくれていますが、
音声でキャラクターの声が小さすぎ、BGMを最小まで下げても
BGMの方が大きくてとても聞き取りづらいです。
かといって、各種BGMも良曲揃いなので消音にしてしまうと
せっかくの良質の和風テイストが十分に楽しめない……。
あと、ボタンの操作設定が一部やや面倒なことになっています。
クイックセーブ＆ロードがセレクトボタン＋○、×なのが地味に使いづらい、など。
二つのボタン同時押しの場合、片方は右寄り、片方は左寄りの
ボタンの組み合わせでないとやりづらいなと思いました。

ゲームそのものの出来は文句なしに良いので面白さだけなら星5つなのですが、
やはり移植版ということで、配慮してほしかったシステム面に
荒が目立つという点で総合的には星3つとさせていただきました。

ウォークマンを首からかけるために買いました。

首に掛けるときはいいのですが、そうでないときは長すぎて邪魔なので
先端が外れる機能は便利なのですが、ちょっと作りが雑に思えます。
まだ１週間も使ってないのですが、銀色の塗装が少しはげており、あまり長持ちしないと思います

600ｇまでと書いてあり、試しにオリンパスE-PL3をつけてみましたが、なにぶん紐が細いのですぐ首が痛くなってしまいます
ウォークマン程度の軽さなら問題ありませんでした

紫の上をついに失い、光は自分もまた身辺整理をして僧になろうとする。
紫の上が愛した三の宮に、梅と桜の木を自分と思って大事にしてくれと遺言を残し、また生まれ変わったら同じように光と相愛したいと願い死んでいく紫の上。紫の上をなくし抜け殻のような光。
しかし、光が最後に皆に姿を現したとき、光は変わらず美しかった。
これで、宇治十帖を残して、光の君の物語四十四帖が終わる。
これからは、紫の上が愛した小さきものたちの物語である。

迅速にご対応いただきました。
大変満足しています。今後もお願いします。