アメリカの友人に「マ王」のとんでもない大ファンがいるので贈り物として買ってみた。私自身は商品の動作確認等をしていないため、今もってどのような機能を持った製品なのかは不明である。ファンにとってはおもしろい製品、そうでない私のような門外漢には猫に小判といったところか。なので星は全て平均の３つずつ。

ﾌｧﾝとしてはおもしろかったです。ただｼｽﾃﾑ面にいくつか気になるところありです。

まず戦闘ｼｽﾃﾑが簡易なのはいいけど飽きるし、つまらないです。なくてもよかったような…。1周目はともかく何周もやってると次第にうっとおしくなってきました。あとｽｷｯﾌﾟ機能がないのも繰り返しやるには辛かったです。

ﾌﾙﾎﾞｲｽじゃないのも残念。ｲﾍﾞﾝﾄ数が多いし選択肢も多いから仕方ないかもしれないけど、主要ｷｬﾗ以外声ないのは違和感あるし、一つのｲﾍﾞﾝﾄ中声があったりなかったりはなんか変な感じでした。

いろいろ文句は書きましたが…ﾏ王ﾌｧﾝとしては充分楽しめたｹﾞｰﾑでした。ﾗｽﾄのおまけがまたよいです（とゆうかほぼこれ目当てで進めたかもしれません/笑）

ついてたﾄﾞﾗﾏCDも何度も聞きなおしたいと思えるほど楽しかったです(ｹﾞｰﾑ好きじゃない人にはちょっとわからない話もあるかもしれませんが…）

テンカブ編のクライマックス、箱を貰う予定だったユーリ陛下の土壇場の決断の部分です。べラール殿下の謁見に臨んだメンバーは原作とちょっと違いますがコミックスの利点を活かしたチームプレイが見所です。特に大賢者様のまさに大賢者的なファインプレーが見事！

読めばわかりますが、この作品はＢＬではありません。
初出がルビー文庫（現在、ビーンズ文庫）で、主人公に男性婚約者がいるという設定があり、アニメの１クール目がＢＬ的な展開だからといって、決してＢＬではありません。
そもそも恋愛小説じゃないのに、どうして「マ王ってＢＬでしょ？」と勘違いされる方がいるのか……わかりますけどね（笑）

ちなみにビーンズ文庫版のシリーズ本編第５巻目『きっと〜』、角川文庫版で（出れば）第３巻から「箱」をめぐるシリアスなストーリーがはじまります。
言わば、それまでの話は序章に過ぎません。なので、まずは第１巻、第２巻と手に取ってみてください。

あと、（関係ないですけど）アニメについての補足。
第１シリーズ（全３９話、原作では本編第８巻『地には〜』の途中）まではだいたい原作に忠実ですが、第２・第３シリーズはアニメオリジナル展開です。
アニメはアニメでとても面白いです！　が、アニメ以上にシリアスに進むのが原作です（ある意味、容赦ありません）
気になる方はぜひ、読んでみてください。

2曲収録、どちらもバラードソングです。
こにたんは本当に素敵な歌声ですね、いつも脱帽します。
1曲目は深い兄弟愛を感じます。2曲目は……勝利ならではの味が出ています！
作詞家さんリスペクトです！窓枠…Windows…深読みして聞けば聞くほど笑えてきますがこにたんが凄い素敵に歌ってるから笑っていいのかどうなのか…というかよく笑わないでこんなにハイクオリティで歌えたな〜と本当に感心するばかりです。
詞だけではなく、メロディもバラードだけど、単調にならず、飽きないので何回も聞きたいという気になります。
こにたんファン、勝利ファン、ネタソング好きの方（笑）にはお勧めします！！