バンドとしてのＤＯＫＫＥＮは絶えずメンバー間の争いを糧に活動していたように思われたが、元Ｗｉｎｇｅｒで現Ｗｈｉｔｅｓａｎａｋｅのレブビーチを加えたこのライブでは一体感とリレーションの良さを満喫出来る映像になっている。また、カメラワーク、映像処理共に懲りすぎず、しかし単調にならず収められ映像作品としいも素晴らしい内容になっている。ＰＣの貧弱なスピーカーでもボーカルがしっかり聴けるので、その点でも評価出来る作品である。このビデオと９５年の日本公演を収めたビデオ／ＤＶＤでＤＯＫＫＥＮの映像はＯＫです。

８０年代のＬ．Ａ．メタルを代表するバンド：ドッケンの復活アコースティックライヴ作品（と言ってもジョージはしっかりエレキギターを弾いているが）。全曲アコースティックヴァージョンにアレンジされており、ドッケンの曲の素晴らしさ、そして何よりもコーラスの素晴らしさが十分にわかる作品である。ジョージのエレキサウンドも上手くマッチしている（おそらくこのトーンの良さに驚くジョージフリークは多いだろう。本当に綺麗なトーンなのでギターファンは要チェック！）。6ではミックがリードヴォーカルをとり図太くワイルドな歌声を披露している。7ではジェフがリードヴォーカルをとり（この時ドンがベースを弾いている）、原曲を超えると思われるほど素晴らしい仕上がりになっている。再結成後のドッケンは８０年代のドッケンとは全然違うと敬遠されがちだが、このアルバムはそのように考えている方にも納得してもらえる素晴らしい作品だと思う。＊5はＥＬ＆Ｐ、11はビートルズのカヴァー。

LAメタルを代表するバンドDOKKENの解散前のCD５枚を一気に揃えれるお得セット
梱包されているのはBREAKING THE CHAINSからBEAST FROM THE EASTまでです
商品説明にも書かれているように国内プレス/日本マスター使用の為リマスター音源ではない為アルバムによっては音が悪かったりします
まぁ、この値段なので贅沢は言えないのでこれで十分です
でも、出来ればリマスター音源の方を入れて欲しかったです

とりあえずコアなファン向け商品ではなく、まだDOKKENを知らないとか知ってるけど有名曲しか知らないという人用のセット商品ですね

最近のDOKKENしか知らない若い人はこれを買って昔のDOKKENの凄さを感じて欲しい

ジョージリンチのギターのみのタブ譜です。
内容はジョージの短いメッセージ1Pと楽譜のみでシンプルです。
今現在タブ譜が手に入りにくい楽曲も数曲入っていて貴重だと思います。

曲目
Alone Again
Breaking The Chains
Cracks In The Ground
In My Dreams
Into The Fire
It's Not Love
Kiss of Death
Long Way Home
Love Power
Mr. Scary
Palyalistics
Street Fighting Man
Tangled In The Web
Tooth And Nail
Unchain The Night
Wicked Sensation

これは、『ワーナーハードロックシリーズ1500』に限定のレビューである
同タイトルの、他の盤のコーナーにも載ってしまうので、お間違いのないように。。。

このアルバムは、永らく20世紀に出た盤を聴いていたのだが、ハードロック系は往々にして、当時出たものは音楽自体は最高でも、音質と音圧がもう１つで、少し前の雰囲気を纏っていて、時代を感じさせるものになっているものが多い
違和感のない音質と言えば、ドリームシアターの『Imeges & Words』以降くらいのものだろうか。。。

結論から言えば、このワーナー1500リマスターシリーズ、ドッケンに限っては最高である
単に音圧が上がったというような些末なものではなく、ジョージリンチのカミソリギターも、ベースの重厚感、ドラムスのマッス、そしてその中にあってドッケンのヴォーカルが全く埋もれることがなく、全編に渡って最高のバランスなのだ
ただでさえニヒルでダークでカッコいいこのアルバムが、新鮮に蘇ってしまった

それは冒頭のベースとギター、鐘のコラボレーションによる『ゴーン』という第一音で、その内容の良さを確信できる程で、それに続く１つ１つのフレーズごとに鳥肌が立った
これは同じワーナー1500リマスターシリーズで、ドリームシアターを聴いた時にはなかったもので、彼らは元から音質に不満がなかったというのもあるかもしれないが、かえって低音部が重くなってキレが悪くなった感がする程である
ラットのリマスターは、ドッケン程ではないがそれに近く、これもいいリマスターだと思った

アルバムの良さについては、他のレビュアーの方々が詳しく書かれているので、自分がとやかく言うのもおこがましいが、ミドルテンポで解りやすい曲相の中に、非情に高度な音楽性と演奏テクニックを秘めたもので、ドッケンとリンチの確執など全く感じさせない一体感である
ドッケンは、LAメタルの陽気さだけではなく、少し物憂げでダークな質感を持った曲が出色である
ミドルテンポの楽曲に、哀愁を纏うヴォーカルと、テクニカルで簡潔なギターが絡み合う、LAメタルとしては少し異色なその佇まいが、自分の感覚に深く沁み入って来るのである

ドッケンはこういう曲もやれるから凄い。。『BACK FOR THE ATTACK』の疾走感バリバリのハードロックは、これと双璧。。性格の違う兄弟盤で、通算３作目と４作目。。２枚１組として聴くといいかもしれない
ある意味でベースが共通と言う要素もあってか、ラットと並んでリフがまたいい
『カッコいい』という言葉、普段あまり気軽に使いたくないが、このアルバムには堂々と使いたい＾＾

なお、2014年に出たリマスター盤は、これと同じものと思っていたが、ある方のレビューで最終曲『TIL THE LIVIN' END』のエンディングの、あの粋なギターアンプノイズがカットされているという、理解し難いリマスターであったということで、この盤とは全く違うコンセプトなのだと思う

ワーナーハードロック1500は、価格的にも良心的な限定盤企画であり、『BACK FOR THE ATTACK』の方はもう見かけなくなってしまった
今後同じ音源のリイシューで出て来ることを期待するが、この『UNDER LOOK AND KEY』はよく残っていたという感じなので、今のうちに購入しておくことをお薦めする。。。