今日まで日本人の為の初級レベルの韓国語入門書は、数多く出版されてきました。日本の一般書店に行けば、その種の参考書を手に入れる事は、非常に容易です。しかし、今や本格的な国際化時代を迎え、また、日韓のあらゆる面における距離が埋まりつつある今日、日本における韓国語熱も、韓国における日本語熱も、増加する一方である事を鑑みる時、今日までの初級レベルの入門書ではもはや読者を満足させる事はできなくなりつつあるように思われます。特に、今年は日韓共催のW杯サッカーが開催される歴史的な年であり、本格的に韓国語を身につけたいと希望する若者が増えてきています。
そのような時代的要請の下、“時”を得て登場したのが、崔文淑先生著による、「Q&A方式中級韓国語入門」であろうかと思われます。本書の内容については一読していただければ、ご理解して頂けるように、非常に小書にしては、内容の密度の濃い、遊びの部分を削除した、一言一句が必要不可欠で重要な解説で綴られています。特に韓国語の日本語と異なる最大の特徴は、敬語表現の豊富さであり、厳格さであります。その点、本書は、第一章において「韓国語の文章語尾」に力点を置きながら、敬語表現についての必要不可欠な解説が、限られた容量の中で、できる限り丁寧に成されております。特に、“格式体”と“非格式体”そして“作文形”のそれぞれの場合に応じて解説すると同時に、“時制”の違いに応じても丁寧にケース・バイ・ケースで説明してあります。また、第二章に置いては、韓国語の上達においての一つの難関ともいうべき「韓国語の動詞・形容詞の変則」についても、また詳しく解説してあります。
しかも、本書は、Q&A方式を取っているので、当然、読者が共通に抱きやすい、より普遍的な質問について、一つ一つ丁寧に解説してゆくので、大変親切で分かり易い中級入門書となっています。一言で表現すれば、韓国語を本格的に身につけたい人、すなわち、“中級者の為の親切な解説書”と言えるでしょう。また、134ページという小書のわりには、無駄の無いボリュームのある中級入門書とも言えるので、“小さな巨人”と言う表現も可能でありましょう。
いずれにせよ、読者の皆様が本書を通じて、単なる「アンニョンハシムニカ?」という挨拶言葉だけで終始する、まさに韓国人との初級レベルの会話・コミュニケーションの段階から、一歩踏み込んで、より深い人格的な交わりを可能とする中級レベルの会話・コミュニケーションが出来る、まさに韓日一体の国際化時代の主役とならん事を期待してやみません。そして「一番近くて、一番遠い国」と言われていた日韓が、文字通り、「一番近くて、一番近い国」と言われるような、新しい時代の先駆者となる為に本書を大いに活用して頂けるものと確信いたします。
この作品は「新長徴路上的揺滾」に続き発表されたセカンドアルバムで、1991年2月に中国で発売。日本では東芝EMIから発売された。崔健流ハードロックナンバーの「06. 快譲我在這雪地上撒点兒野」をはじめとする佳曲揃いで今もライブで演奏される代表作を含む名作アルバムだ。中国民謡をオリエンテッドな
バラードで聴かせる「8.南泥灣」も心をうたれる。ライブ演奏の「9.従頭再来」を聴くと先月の川口での演奏がまざまざと思い出される。ラストを飾るインスト曲「10.最後一槍」も良い。
崔健は「中国ロック界の第一人者で、中国ロック界の至宝、中国最高のロックカリスマ」であると言われている。当作品の元題は『
紅旗下的蛋』で
英語の題名は"Balls under the Red Flag"。1994年に出た彼の三枚目のアルバムである。94年当時の中国では、突出した存在感を示していたが、今聞いても不思議と古臭くない。 歌詞も素晴らしい。
そんな崔健がなんと、この2010年来日し、ライブを行った。(2010/5/7(金)埼玉県川口市 リリア・メインホール)急遽チケットを手に入れ、1回きりというライブへ足を運んだ。気合の入った演奏・歌は素晴らしい出来であった。演奏に関して言えば、バンドのメンバーたちは、みなテクニシャン揃いで、様々なジャンルのロックを上手く消化した演奏と感じた。
崔健の来日ライブは、ショーというよりも「体験」というべきものであった。そのようなライブは、今まで観た全ての音楽ライブの中でも数えられるほどしかない。中国ロックの過去と現在を楽しみ、そして未来にも胸を躍らされた一夜であった。
当作を始め、全作品を是非、国内版でリマスタリング、SMCD化して再発売して欲しい。