ヘンリー・ダーガー(米1921~1973)という人物は知的障害施設を16で出所、71歳まで病院の下働きを勤めた市井の人であり、いわゆるアウトサイダーアーチストの中でも不遇の人生を送ったといいます。
ある日、写真家である彼の家主が、永年人知れず創作し続けていた彼の作品群を発見します。それは何千頁にもわたる日記や記録。そして15巻・1万5千頁にもおよぶ非現実の王国を描いた絵画世界だった。
それは雑誌等からの写しを含めた子供たちを主役にした残酷な戦争の物語であり、まさに誰にも見せるつもりも無く描かれた孤独の作品群。
他のレビュアーが指摘されてますが、私自身世田谷
美術館の展覧会で実物を観たのですが、薄っぺらな大きな紙に描かれた世界は危うくも異様であり、アニメを彷佛とさせる少女らが戦火に逃げまどう世界は、現代アートとして紹介されても違和感がありません。ヴィトンのデザインでも知られる現代
美術作家・村上隆が現代
美術にアニメのモチーフを持ち込みましたが、その昔こんな作品が人知れず描かれていたとは...闇に葬られず本当に良かった。
この孤独な作品群がものがたるものは、認められず不遇のアーチストには希望と勇気を与えてくれることでしょう。
始めて自分の手でラクガキを描いて、
それがピョンピョン跳ねまわった時は異常にテンションが上がりました。
最初から思い通りのラクガキが描けるわけではなく、ストーリーを進めるに連れて
徐々に描けるインクの量やパーツの種類が増えてきます。
自分の手で作ったキャラクターには、やはりとても愛着が沸きます。
オリジナルでなくとも既存のキャラクターを真似て作ってみるのも楽しいです。
ただし、既存のキャラクターや人型、動きが特殊なラクガキは描くのがなかなかに難しいです。自分のこだわりが強いほど、「動き」を思い通りのものにするには、テクニックが必要になります。
しかしそれも、インターネットなどで調べれば様々なパーツの描き方付け方に関する情報が
簡単に見つかります。頑張って美しいラクガキに
仕上げましょう。
そうやって改良に改良を重ねて出来上がったラクガキは世界に一つの自分だけのキャラクターです。友達のメモリーカード内のラクガキとも対戦できるので、とんだ親バカバトルが発生するのも、これまた一興です。
このゲーム、忘れた頃にまた描きたくなる。そんな素敵なゲームです。