昭和30年代前半生まれの僕としては、最近のゴジラは興味なし。やはり、昭和45年までのゴジラが良いです。小学生の頃は、正義の味方、子供の人気者、といったイメージが強く、悪役ゴジラはあまり好きくなかったのですが、大人になると、この「モスラ対ゴジラ」みたいな、悪役ゴジラのほうが好きになりました。なにより、もともと大人向け映画だから、ストーリーと俳優がしっかりしているのが、良い。これはゴジラものの中で、一番好きな作品。親モスラには、涙をさそわれるし、孵化した2匹の幼虫モスラがゴジラを追いかけるシーンも良い。また、ストーリーもよく出来ていて、とっても良いです。ゴジラのヌイグルミの顔も、この作品が一番好きだし、ゴジラの登場シーンも、拍手もの。大好きです。
老眼鏡では説明書等の小さい字が読みにくくなっていました。普段は(遠近両用・乱視)を使っているのですが、眼鏡ルーペをそのままの状態で重ねて使えるところが、とても重宝しています。男女両用のためか、何時か眼鏡屋さんに行った時調整してもらおうと思っています。両目が同時に使えるこういうものがあった事に気がついて嬉しいです。
大好きなディズニー映画、いえ映画の中で一番好きな作品です。
ストーリーは悪い言い方をすれば「お決まり」なんだけど、どうしてディズニーはここまで私達を引き込ませてくれるんでしょう。無駄なシーンが全然ないし、アクション、ギャグ、ラブどのシーンにおいても全く飽きさせません。BGMや挿入歌も本当に素敵なものばかりです。
とにかく、どれにおいても非の打ち所がありません!!
92年度の全米興行収入第1位は十分に頷けます。当時の
アカデミー賞に長編アニメ部門が既にあったら間違いなく受賞してたな~・・・・と思います。
それにしてもアラジン、かっこよすぎです。ディズニーキャラの中で三本指に入るいい男だと思います(笑)。
NHK BSプレミアムのデジタル・リマスター版(黒白の陰影がクッキリとしていて感動的)を観て改めて感じたのだが、本当に秀逸な作品だと思う。私が生まれる2年前に公開された作品で、言うまでもなく、1946年にビキニ環礁で行なわれた水爆実験への抗議の念を込めた作品。「ゴジラ」はまさしく科学が生んだ放射能(汚染)の"象徴"であって、日本で初めての怪獣映画でありながら、高い社会性を持たせたその構想に唸らされる。モノクロ映像という当時の形式は欠点とはならず、却って、ジワジワと忍び寄る放射能の危険を際立たせている。まさに現代に通じる警鐘である。自然環境破壊や情報公開といった問題を早くも取り上げている点も注目に値する。
常道ではあるが、「ゴジラ」の登場のさせ方も上手い。全体の約1/4程度で初めて「ゴジラ」の姿をチラッと見せ(それまでは見えない恐怖)、中盤以降である程度「ゴジラ」を自由に暴れさせ、その脅威を感じさせる以外は、志村喬と平田昭彦(後に、初期の「ウルトラマン・シリーズ」にやはり科学者役で出演する)という2人の良心的科学者の懊悩に焦点を絞っている。科学が生んだ脅威を科学者が解決するが、その科学者も共に滅びる所に製作者の意図を見たい。ラストの志村喬の「「ゴジラ」はこれ一頭だけではないかも知れない」との言葉が非常に印象的である。
映画の創り方にも往時の勢いを感じた。無数と言っても良いくらいの夥しいエキストラの人数。国会や作戦司令室等の場面における丹念過ぎる程の細部の創り。当時の人々の暮らし振りまでも詳細に伝わって来る。東宝にとっても本作が成功するか否かは賭けだった筈(何しろ初の試みなので)だが、怪獣ファンにとっては本作の成功が幸甚だったと強く思った。