ここ最近の日本ドラマには失望しまくりで、見たいというドラマが全くなかったのだが、主演が演技派で知られる
菅野美穂で、サスペンスで、オリジナル脚本という事だったので、久々に日本のドラマを見た。
・・・驚いた。
毎回毎回、圧倒的に面白く、来週の放送が楽しみでたまらない。
こんな事は本当に久々だった。
正直、サスペンスとしてはつっこみどころ満載で、いい出来とは到底言えない。色々な事件がある昨今、設定は決してありえないとは言えない物だったが、そのプロセスには問題はいくつかあった。
だが、そんなものはどうでもよくなるほど素晴らしい恋愛ドラマだった。
家族を殺され、あろうことか自分自身が見に覚えのない犯人として、長い間投獄され、復讐していく女と、自分の後輩を自分のミスで目の前で殺され、失意の中で人生をあきらめたように生きていた刑事。
心に闇を抱えた二人が、運命に導かれるように出会い、いけないと思いながらどうしょうもなく惹かれあっていく様が、本当にせつなく、静かに描かれている。
二人のシーンはそんなに多くない上に、台詞も多いほうではないだろう。
だが、主演二人の演技が本当に素晴らしい。
菅野美穂は演技派だとは思っていたが、これほどとは・・・
玉木宏の演技も素晴らしかった。二人が目だけで惹かれあい、愛しさがあふれている様を表現しているのは、本当に秀逸だった。
最後のラストシーンはこの先も越えるものは出ないだろう。
それほど、美しく悲しく、心にせまるラストシーンだった。
日本のドラマも捨てたもんじゃないと思えるドラマなので、見てない人には是非見てほしいとお勧めしたい。明らかに最近のくだらないアイドルドラマとはまるで違う、心に残るドラマだと思う。
なんだか
タイトルが気になって気になって借りたビデオでしたが、期待以上に面白かった。
ストーリーは、帆立沢小鉄(内藤剛)は「自分さえ我慢すれば、みんな幸せにうまくいく」と我慢して不器用に暮らしている うだつのあがらないサラリーマン。娘の不倫現場を目撃し、それでも何も言わず(言えず)その後屋台で黄昏ながらラーメンを食べているとき、同じくまじめだけれども不器用な男と同席、会話がはずむ(?)そのとき、後ろでチンピラにからまれてる女の子が助けを呼ぶ声が。たくさんの人たちがいるのに、誰も見て見ぬフリを決める中、子供用のブリーフをかぶり「パンツマン 参上!」と助けにかけつけた怪しい男がいた。男はチンピラに敢然と立ち向かい、また
ギャラリーにも素敵なひとこと。
「あんた、俺を見て笑ったな! でも知っていて女の子を俺も助けないお前を笑ってやるよ!」
「悪いことは悪いといいましょうよ!」
見事パンツマンはチンピラを追い払い(?)小鉄と
ギャラリーは拍手喝采。見るからにパンツマンは、先ほどラーメン屋台で会話した男とバレバレで、小鉄は自分と同じ不器用な彼の「悪いことは悪い」と行動できる勇気に幸せな気分になったが、その後新聞でパンツをかぶった男が電車に轢かれたことを知る。線路に落ちた老人を助けようとして、自分が変わりに轢かれてしまったのだった。そして彼は、自分が彼の志を継いで正義のヒーローになろうと決める。という感じ。
「自分さえ我慢すれば、みんな幸せにうまくいく」なんて、大人は大なり小なり、みんな思って自分をごまかしたり、それを言い訳に逃げたりだけど、我慢しない強さや大切さ、我慢しないで行動しちゃった場合の大変さもよく描かれていて、だからみんな なかなか「悪いを悪い」といえない訳だけれどそれが言えたらスッキリ生きられるだろうな、事後もこんな風に丸くことが収まり、スッキリした気分で生きられたらいいな・・・と気持ちよく見終わることのできる映画でした。
砂糖をたんまり使ってそうですがこれはそうでも無かったです
なのでボリボリ食べれます、他の方もおっしゃっていましたが
バナナチップの割合が多いです、まあ原価安いですし仕方無いですね
バナナチップはほんのり甘く美味しいです
セールで200円弱で買いましたが通常価格でも食べたい時に
ポチって食べたいと思う病みつきになる味です
良くこういう商品で野菜の原産国が中国だったりするのですが
こちらは
ベトナムとなっています、中国は野菜にたんまり農薬を入れたり
野菜を無農薬と偽り農薬使ってたりする国ですので
ベトナムの方がナンボかマシだと思います。
安野モヨコの原作が素晴らしいだけに、それを描ききれていないことがとても残念な作品。
原作者はおそらくそれなりに江戸風俗を研究してリ
アリティを感じさせる作品を作り、
その中で見事に様々な女の心の機微を描いているのだが、
蜷川実花はそのどちらも描ききることができなかったと言わざるを得ない。
監督にも脚本家にも、勉強不足が見え隠れしてしまい、見ていて歯痒くなった。
特に、原作がまだ単行本化されていない後半部分、クライマックスになるべき部分なのだが、
非常に尻つぼみになってしまったように思える。
物語の舞台だけを吉原に借りて、蜷川実花の世界を全開にするのであれば、
それはそれで終始見応えのある作品になったと思うのだが、
彼女の独特な色使いも後半はなりを潜め、カメラワークも単調になってしまう。
だがひとつの
美術作品として見るならば、有り得ない衣装、有り得ない装飾、
映画音楽にしてはどぎつい椎名林檎の音楽も、部分的に取り出せば非常に楽しめるものではある。
それを上手く繋げて、リ
アリティのある一つの心地良い流れを作るまでには至らなかったことが、非常に残念に思う。
作品に関わった人たち一人一人が、いわゆる「カリスマ」と称される、
言ってみればアクの強いアーティストたちなので、それに上手くリ
アリティを足し、
心地良い流れを作るというのは、至難の業かもしれない。
せめて原作が完結するまで待ち、監督も脚本家も、もう少し江戸風俗について勉強してから作って欲しかった、
とても惜しい作品だ。