21世紀版も出されていますが、やはり原版をお薦めします。
「想い出がいっぱい」は
タッチでも有名なあだち充さん原作の「
みゆき」というアニメで使われていた曲で、当時は修学旅行や林間の夜によく歌われた曲だそうです。今でも、卒業式の定番として根強い人気を誇っています。
その理由のひとつは、ボーカルの澄んだ声だと思います。何度聞いても
聞き飽きず、すうっ・・・と心の中に入ってくる声です。
もうひとつの理由はロマンティックな歌詞かもしれません。
「古いアルバムの中に隠れて想い出がいっぱい・・・」「ひとりだけ横向く記念写真だね、恋を夢見る頃・・・」と学生時代を思い出す歌詞と、「大人の階段のぼる君はまだシンデレラさ・・・」「幸せは誰かがきっとはこんでくれると信じてるね」「少女だったと懐かしく思い出す日が来るのさ」と幼い恋を思い出させてくれる歌詞は、卒業式に関わらず、好きな人が歌ってくれたら胸に染み入る内容だと思います。
おじさま、おばさま世代から学生まで幅広く人気のある曲なので、
ぜひ聞いてみてください。
懐かしいですね。今になって「シンデレラ」だったあの頃を思い出します。この歌の歌詞「幸せは誰かがきっと運んでくれると信じてたね・・・」の意味がよくわかります。確かに、幸せは誰かがくれるものだと信じてました。「幸せを運んでくれる人とともに生きるっていう、私の幸せを自分でつかむのっ!」ってひたむきだった頃。どれだけ時代が変わってもこの曲、この場面が普遍的だといいなあって思います。
CMで流れているのを聞き懐かしさから購入しました。
やっぱりいいですね。
「想い出がいっぱい」「10%の雨予報」
「
みゆき」を見ていた人にはすっかりおなじみの曲ですね。
鮮明に覚えていたのは実はこの2曲だけでしたが今回他の曲を
あらためて聞き、すっかりはまってしまいました。
なんだか、2人のハーモニーを聞いていると自分の青春時代が
よみがえってくるような甘酸っぱい感じがします。
(すごく古~い感じの感想ですが・・・)
今回、新録の「想い出がいっぱい」も結構いい感じです。
テンポがすこし早くなって昔のとはいい意味で違っています。
単なる回顧で終わらず新しい出発という感じがして好感が持てました。
何度も見るうちに、
ジブリ作品の中で一番好きになってしまいました。
二十歳を過ぎて、毎日が何も考えなくとも楽しいという時期を過ぎた
からかもしれません。タエ子とは年齢も性別も生きる環境も違うけれど
多分に共感できる思いが詰まっていました。
回想する小学5年生の頃のエピソードはどれも何でもない事なんだけど、
だからこそ愛しく懐かしく思えるものばかりです(くもりの日の話と
分数の話が特に好き)。
ラストは泣いてしまいます、素晴らしい。過去から少しずつすくい出した
ものが現実と一致して花開く。立ち止まり、後ろを見直してみることは
懐古主義ではないと思います。