やっと私の住んでいる近辺の映像が見られるんだなと思うと、今からワクワクします。ただこのシリーズ全てに言えるんですが、余計なコーナーが多過ぎです。特に「トンガリ屋根のコーナー」や「公園での動物の置物コーナー」ははっきり言って時間のムダ。その分地元のスーパーやお店等を紹介してもらった方がよっぽど嬉しいです。テレ東ならではの斬新なアイデアだけに、そこだけがとても惜しいです。
東武東上線沿線に縁がある人なら一度買ってみる価値はあります。
自分の世代だと同じ顔の同じ色の8000系がいつまでも走っていると思ったら
東武顔の初期更新車は消えて更新車が残り僅かな?活躍をしています。
本の
タイトル通り
この本を読んで東上線の電車や駅・沿線の移り変わりを感じられました。
1ページ大体1駅2駅の写真付き紹介等で
東上線の昔と今を比べて見られるので良いですね。
写真も既に見た記憶があるような物も掲載されていますが
東上鉄道時代の蒸気機関車の写真は貴重で良いですし
少し思い入れのある7800系が載っていて良かったです。運転席の後ろの席が好きでした。笑
後日、妙に聞き覚え?のあるモーター音やCP音と車内床の点検蓋で
5000系に車体更新されたのだと気付くのも
今となっては懐かしい思い出です。
ただし自分に馴染みがある駅の紹介だけ少し物足らないと感じたのは
期待が大きかったからだと思います。
本のボリュームの割に少し高いかなと?感じましたが…
掲載写真の資料的価値も少しあり興味がある方にはおススメです。
追記
2014年5月1日、東武東上線の前身の東上鉄道が
開業して祝100周年
東上線に100周年記念編成の特別
列車が走りましたね。
その日の朝刊を読んでいたらこの本の著者のインタビュー記事が掲載されていました。
沿線には老若男女、こんなに待ち構える人たちがいるとは思わなかったのですが
見られたのは一瞬ですが良い記念になりました。
上りはセイジクリーム色の8000系更新車クハ81111で驚き…
下りはクハ8411側が先頭!!で急行の種別サボ板が差してあり、懐かしかったです。
鉄コレの出来具合としては普通。現役時の8両編成に
仕上げるには、6セット購入の上、付属の屋根を交換して対処が必要。また、表記類がないので、特定番号に
仕上げるにはGMの東武鉄道用のインレタも必要。加工が得手なモデラー向けの製品。
私鉄のマニア向け本はほとんどが車両に関するものであるが、本書は、路線・駅・関連事業・トリビアなど、東武鉄道の営業的側面も取りあえげており、車両マニア・東武マニア以外にも読みやすい内容。
とはいえ、やはり車両が中心の感は否めないので、もう少し営業政策や経営について書いて欲しかった。
オールカラーで見開き2ページで1項目を紹介しているので読みやすい。