アップルレコードのビートルズ以外のヒットメーカーか最初のシンガーだったと思います。
そうですね、30年越しと言っても大袈裟じゃないです。 このメリーホプキンの「悲しき天使」は私が14歳頃の曲だったんです。そういえば恋おおき年頃で、彼女のにごりのない歌声と叙情的なこの曲はかなりのインパクトがあったと記憶しています。当時はラジオからしょちゅう流れていたせいかな~このレコードを買いそびれたのは・・。 いま思えばこの30年のあいだには何度か買うチャンスがあったと思うのですがそのたんび機会を逸していたんです。ところが最近彼女の名前と曲名をインターネットで発見してやっとこのCDにめぐり会えたという訳です。 おかげさまでやっと胸のつかえが取れた気分です。 ありがとう御座いました。
50歳を越える私の世代にとって、洋楽は、今よりももっと身近な音楽でした。
メリー・ホプキンのヒット曲「悲しき天使」も「グッドバイ」もリアル・タイムで聴いていた想い出の曲です。ラジオの深夜放送にかじり付いていたあの頃が思い出されてとても懐かしいですね。
この「悲しき天使」はジーン・ラスキンがアレンジしたのですが、これの元歌は、東ヨーロッパの民謡「花の季節」という歌だそうです。
ところが、そのルーツは他にもまだあって、フォミーンという人が1920年代に作曲したジプシー歌謡風の曲ではないか、と言われています。
どうも「悲しき天使」は非常に複雑なルーツをもっているようですが、世界中の国で歌い継がれて愛されてきた、ということになりますね。
若い世代の方も、メリー・ホプキンのヒット曲を聴いて、ビートルズが流行っていた頃の音楽シーンを思い起こしてください。
いつの時代にも愛される曲です。お薦めします。
|