この番組は、最近のお笑い番組の中ではちょっと異質な面白さです。
決して出演者が輝きすぎることなく、絶えず鈍い光を発しています。
逆に言うと本来の素材のままでは絶対に輝くことがない素材がたくさんあるのですが
それを
スタッフの編集とMCの二人が磨かれることによって光が発せれています。
それがあってこそのあらびき団であり、
いわゆるあらびきスターなのだと思っています。
その鈍い光こそがあらびきフリークを増殖させているポイントではないかと考えています。
またこのDVDは他のお笑いDVDとはちょっと異なります。
本来この手のDVDの場合、芸人の過去のネタだけを収録するパターンが多い中
全てのネタが撮りおろしであり、MCもTV放送と同じく始めてみるという
放送と同じシチュエーションそのままを再現しています。
これは非常に珍しいですが、それこそがこの番組の全てであり良さであり
その面白さを余すところなく盛り込んだのがこのDVDです。
また、本来放送ではMCのトークは尺の関係上あまり使われていませんが
今回はほぼフルサイズで入っているので
東野、藤井両MCの毒舌吐き放題なところも楽しめます。
ただ、注意していただきたいのは
これをみて好きになった芸人が他の番組や実際にライブで見たら
全く面白くないかもしれない。
それは上記にあるとおりの理由なので、ご了解いただきたい。
そんなことを言いたくなる1枚です。
明るくなるまでのタイムラグはもちろんあるが、点灯を繰り返す場所以外であれば十分電球に代用できる。
LED電球と比較して、消費電力あたりのルーメン数で勝り、浴室でも使用可能だとメーカーのお墨付きもある。
LED電球と比べ、ある意味枯れた技術で造られた電球型蛍光灯は安心感という意味でも一歩勝るといえようか。
点灯タイムラグをあまり気にしない場所、すなわち浴室や外灯、電球スタンドなどで十分活躍できる余地はある。
又照射範囲も、電球に匹敵するものがあり、
LED電球のごとく真下に光が集中するということもない。
電球は駆逐されるとも、電球型蛍光灯は今後も
LED電球と並存していくことに間違いは無いだろう。