某有料衛星放送で妨害電波入りで「アーヴによる人類帝国」の干渉を受けたのは1999年の出来事（結局恐怖の大王様とやらは来なかったが…）
11年経つとドゥビュース陛下（鈴置さん）とドゥサーニュ皇太子（塩沢さん）はお亡くなりになっていたり原作の小説では帝都に人類統合体が攻め込んできてさぁどうなると！
と思っていたが原作者の浮気性のせいでお預けを喰らっている犬のようになっているが
さて、ともあれこの物語は10年（今のところ正確には）経った今でも古くは感じられない
我らが主人公リン・スューヌ＝ロク・ハイド伯爵がただのリント・ジンであったころから
物語が始まり、なんでこんな舌噛みそうな名前の伯爵さまと相成り“アーヴの義務”とやらを果たすため「星界軍」の「主計翔士」を目指すため帝都「ラクファカール」にある「主計修技館」に入学するため「星界軍」の「巡察艦ゴースロス」に便乗して帝都に向かう
その時知り合った翔士修技生が…これ以上書くと物語を知っている人が見ると「クドイ！」
と怒られそうだし見てない人からするとネタばれになってしまうから（正直言うと固有名詞の変換が面倒くさい（笑））
実際軽くもなく重すぎもせずスペースオペラに抵抗がなければ次の「戦旗」シリーズも見たくなるはずだし森○さん、なに、もたもとしとんねんサッサと続き書いてんか！と
思うようになると思います。

ゲームの中心であるプロデュースモードの流れとしては、作品のキャスティング→うろつく→作品の収録→うろつく→キャスティング→…といった単調なものです。そして声優も全員が最初からキャスティング可能というわけではないのでうろついてフラグを立てたり、ランダム要素で出会うイベントを見たりしないといけません。自分も大好きな声優が出演していたのですが、２周目に入ってやっと出会えました（プレイ時間にすると１０時間ほどでしょうか）。

そして本番のキャスティングですが、この部分がとても楽しいです。声優をキャスティング可能になっても信頼度を上げないとキャスティング可能な台本が増えないのですが、使用可能な声優が多くなった台本をキャスティングするときにサンプルボイスを聞きながら決めていくというのは声優のプロデューサーのようなものを感じられます。そして収録があるのですが、序盤の台本こそ出演者は１~３人ほどなので次のセリフは誰なのかを覚えて指示を出せるのですが、出演者が５人以上になると誰がどの役をやっているかを覚えられなくなるときがある（特に同じ性別のキャラが多く出てくる台本）ので場合によってはメモ等をとる必要があるかもしれません。

そしてプロデュースモードでキャスティング可能になった声優や台本はキャスティングモードやアフレコモードで使用できるようになります。すべての声優がすべての台本に出演できるわけではありませんが、こちらのモードではプロデュースモードのように高評価を得る必要はないのでクール系の声優にギャグ系の役をやらせるような自由な配役が可能となります。また、このモードでは無料DLCで配信されたアイドルマスターの台本（春香、千早、雪歩、やよい、律子、伊織、あずさ、亜美真美、真、美希、響、貴音）があり、もちろん千早の声優に今井麻美さんを起用するような原作再現もできますが、伊藤かな恵さんに伊織の声をさせるような楽しみ方もできます（これが本当にかわいい）。

以上のようにゲーム性としては単調そのものですが、好きな声優さんがたくさん出ていて、そしてその声優さんにいろんな役をさせて楽しみたいといった方は楽しめると思います。

追記
公式で声優やシナリオをフルオープンするコマンドが公開されました。キャスティングやアフレコを楽しむならこのコマンドを入力すればいいと思います。これだとゲームというよりもツールになるかもしれませんが。