去る2009年初頭、大事MANブラザーズバンドは、大事MANブラザーズ"オーケストラ"として復活しました。
今回はその待望の復活第一弾シングルです。
A面(1)「君は想い出にならない」は、自己問答恋愛ソング。
バンド時代では歌詞での一人称を"俺"で貫き通していましたが、
一昨年発売されたソロアルバム「
Day By Day」でも見られた一人称、"僕"が使われていても
"大事MANブラザーズ"のイメージを崩すこと無く作られているのは
ボーカル・立川俊之さんがバンド解散以降に様々な経験した軌跡の賜物だと感じさせます。
A面(2)「それが大事〜完全版〜」は名曲「それが大事」のセルフカヴァー。
当時の雰囲気をそのままに、曲がオーケストラになってより豪華な仕上がりになっています。
繰り返し最後の「逃げ出さないこと」「信じぬくこと」がより強調して歌われているのは
「「それが大事」を今回(完全版)で最後とする。」と決意した立川さんの強い想いを感じます。
C/W(1)「USUNOROな人生」はバンド時代の名曲「
賽は投げられた」を彷彿させる応援ソング。
昨今の不況のしわ寄せで苦しんでる人、そうでない人にもぜひ聴いて欲しい一曲です。
C/W(2)「それが大事 〜
英語版〜 What's most precious」は
タイトル通り
日本のみならずワールドワイドで有名になった「それが大事」を
「〜完全版〜」の曲をベースとして歌詞が
英語版になっています。
大満足の一枚ですが、欲を言えば各曲のカラオケも収録して欲しかったです。