折りためるアタックザックが欲しくて、カリマー(背中面が
メッシュになっているが、胸の部分のチェストベルトがない)、
ノースフェイス(背中面のクッションがない)、
パタゴニア(クッションがあるがハイドレーションポケットがないし高価)と比較して本製品を購入しました。
そして、ゴールデンウィークに、浅間山登山に使用しました。
自動車で天狗温泉浅間山荘まで行き、火山館を経由して前掛山に登って下りたので、アタックザック的な使い方です。
荷物は、本体に《雨具、
フリースジャケットと
防水手袋、サーモス600ml、カップヌードル、おにぎり、マグカップ、10本爪軽アイゼン》、雨樋に《ウィンドブレーカー、地図、携
帯電話、メモ帳等》、外側の
メッシュポケットに《ナルゲン500ml、ゲーター、ゴミ袋》、そして背中面の専用スペースに《2000mlのハイドレーション》です。
これらが全部入ること、背中面にクッションがあり、その裏がハイドレーション専用スペースになっていることが、本製品の特徴です。
クッションは、折りたたむ時は取り外します。はめ込み取り外しは簡単ですが、使用中はズレないようになっています。
クッションはごく薄いのですが、これがあるのとないのとでは大違いでしょう。登山で背中が痛くなることはありませんでした。但し、ショルダーベルトが薄いので、肩は痛くなりました。
製品写真で分かりにくい構造として、
メッシュポケットの開口部は真ん中のチャック部分1カ所です。よくあるサイドポケットにはなっていません。
キーチェーンは本体内にありました。
30%OFFからさらに20%OFFになっていたので、大変お買い得でした。
価格的にも機能的にも、本製品にして良かったです。
「ハウル」や「クレストマンシーシリーズ」で知られるダイアナ・ウィン・ジョーンズ。今回も表紙の絵も佐竹美保。主人公の少女が書く日記形式で綴られている。
主人公ミグの父が行方不明になったことからこの話は始まる。ミグと兄のクリスのおばのマライアは父がいなくなったことが心配だと毎日電話をかけまくってくる。ある日そのおばを母と三人で訪ねることになるのだが・・・。
読んでいて腹が立つほどマライアおばさんはわがまま。皮肉屋だし人を召使か何かのようにあつかう。おばさんをとりまく女たちも変だ。おばさんの住む町も住人もどこかおかしい。
二人はしだいにある謎にせまっていく。この町の男はどうしたんだ?お父さんは?
幽霊が探しているものってなんだ?
しかし、二人の身に大変なことがふりかかり・・・。
ハウルやクレストマンシーよりは全体に暗く陰湿な感じが漂っている。読んでいてあこがれを感じる場面もないだろう。しかし、それでも次がどうなるのかハラハラしながら読み進めるし、退屈はさせないだろう。
しかし、本当にこんなおばさん嫌だな。かわいいところもあるから不思議なのだが。