今巻はタマちゃんのバイトの続きに始まり、大会出場、 5人目の戦士の名前がわかるなど、1話1話別々の話になっています。 虎侍はスーパーでおばさんとトラブルを起こしてしまい、解雇の危機に陥ったり、 ミヤミヤに付きまとうレイミの存在が出てきたりと、 さらなるクセ者の登場が目立っていたように思います。
また、このアニメを観ていて、 声優の皆さん、かなりアドリブとか入ってるんじゃないのかというくらい、 テンションが高いので笑わせてもらってます。 この後に仲間に加わることになる東聡莉のおバカっぷりにも期待です。
ヤングアニマル系列のあいらんどやWEBに掲載されていたラブコメがついに単行本になりました。
ラブコメといっても名ばかりの純度100%ギャグです。 一部いい話っぽいのはありますがバリバリのギャグです。
アコミの彼氏である二ノ宮くんはそこにいるだけで女が端から寄ってくる超絶イケメン。 料理も歌も上手くスポーツも万能。 ただし馬鹿である。
どれだけ馬鹿かというと、限界突破。 まず表紙を見れば一目瞭然です。
これだけ書き連ねるとムカつくキャラのようですが全くそんなことはありません。 二ノ宮くんは心もイケメンなのです。 天使のように澄み渡っています。
なので非常に好感が持てます。 男でも惚れます。
全体を通して笑えますが、特にファミレスでの悩み相談の話は近年見たギャグの中でもピカ1でした。 この勢いやスピード感はゆる系や4コマなどでは味わえないものです。
それと半分以上は雑誌掲載分が占めているので、WEBを全部見た人でも買う価値があると思います。
確か無印かBの後書きで、BBはDまでいくとか書いてあったと思う。 無印とBは、Bで先輩の回想シーンにキリノが出るくらいのつながりだったが、このCはいよいよ無印、Bの主要キャラが選手として登場してきた。 かつて水島新司さんに、自身の野球漫画の集大成というべき「大甲子園」という漫画があったが、まさにそういった様相を呈してきた。 今回のCは、今まで空気扱いだった男子部員が主人公かと思っていたら、やはり2巻にして女子が台頭してきた。 実際、女子をメインにしなければたまちゃんなど今までの主要キャラと試合ができないわけだし、元々女子剣道物語がBBという漫画の特徴なのだから、それはそれで良いだろう。 またそれにより、主人公の成長物語という従来のテーマにプラス、天才という越えられない壁を目のあたりして挫折した少女の、再生物語というテーマも見えてきた。 ただ、Cの時点ではBのユウたちはまだ中学生なので、やはりDが完結編なのだろうか。 ともかく、今時珍しいくらいの熱血剣道漫画で、読んでいて久々に熱いものがこみ上げてくる。 Cは、無印やBでは封印していたような感じさえする恋愛要素は出してくるのだろうか?
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